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えいがきのえいが【90年代生まれ視点の映画レビュー】

90年代生まれ視点の映画レビュー 当ブログは個人的な意見をバカ正直に綴ったもので、映画の品質を保証するものでもありません。映画を否定しても、その映画に関わった人物を否定しているのではありません。例え人をバカにしても、それはその人を尊重した上での行為です。

仮面ライダーゴースト【この微妙な結果は・・・】


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 仮面ライダー鎧武では、平成ライダー1期の雰囲気を取り戻した。仮面ライダードライブでは、アツいストーリーを描いた。

 そして、その次のライダーは・・・ゴースト!

 ここに来て、誰にでも親しまれそうなライダーが登場しました。ゴースト=お化け=魂。偉人の魂を借りて、その偉人に応じた能力を使って戦うライダーです。
 シンプルな顔つきに、パーカーを着ているというなかなかおもしろい格好をしています。

 このライダーは、眼魂(アイコン)と呼ばれる、偉人の魂が宿る眼球型のアイテムをベルトにセットして変身します。その際、「パーカーゴースト」と呼ばれる偉人の幽霊が現れ、ライダーと一体化(というよりも、ライダーがパーカーを着用する)します。


 では、ライダーについてとかは置いといて、それ以外にも見ていきましょう。


 今作は『魂』がモチーフになるため、お寺や仏教っぽいものが舞台になります(ただし、明らかに仏教を表現しているわけでもなければ、宗派についても触れられないという親切ぶり)。

 この点で、早くも好き嫌いがきれいに分かれました。
 ホラーっぽい演出は無いのは確実として、宗教と絡める以外にも、主人公も敵も演出も、全体的に激しくハードロックが似合う作風も、『ゴースト』というテーマには合うのではないでしょうか。
 少なくとも私はそう思っていました。特報のあのダンスを見たせいでしょうかね。

 そんな期待の中、主題歌が氣志團だという情報と、主演の雰囲気を見て、「あー、そっちかー」という風に。
 今作で湘南乃風が主題歌をやればよかった気もします。
 その点で、放送前から少々マイナスイメージになってしまいました。


 さて、いざ第一話を観てみると・・・・・やはり個人的にはあまり好きな作風ではありませんでした。
 マーシャルアーツを使った戦法や、m.c.A・Tさんのボンバへッ変身音声はなかなかカッコよかったです。
 しかし、それ以外の点、つまり、キャラクターやストーリーがスーパー戦隊に似ていて、仮面ライダーらしさはかなり薄かったです。


 そして個人的に最大な欠点が、序盤のマコト兄ちゃん(=仮面ライダースペクター)が敵ポジションだった頃です。


 ここまで行くかというほど、全キャラクターがブレていて(特に主人公)、演出もよくわからなく感じました。

 主人公が東映マジック(説明無しで奇跡の力を使っちゃうアレ)を毎度やってきたり、キャラクターの葛藤が多すぎて、強気なキャラでさえナヨナヨしていて、その上かなり都合の良い人物に見えてしまいました。


 とはいえ、タケルがブーストしてからは少しずつマシになっていき、アラン様が痛風への道に踏み入れ始めるあたりからは大分ストーリーも楽しくなってきました(それでも個人的には微妙なラインでした)。

 というか、ネクロムがかっこよすぎて、それ目当てで観てたんです。ハイ。
 彼が出てこなければ、今作はウィザードと並んであんまり好きじゃないライダーになってました。


 しかし、結局最終回まで、臭い展開や似たような葛藤、ワンパターン化する展開、何回もアレするタケルに盾と化す最強フォームetc...

 とにかく、大量な微妙・ダメな部分や無駄なヶ所が多く、良い素材で微妙な作品を作ってしまうという、今年どこかで二回くらい見たようなものに仕上がってしまっていました。

 最終回(の一個前)の水平ライダーキックやら、アラン様の立つだけでカッコイイ感、マコト兄ちゃんのヤンキー臭さ等が良かっただけに、不完全燃焼なカンジが強かった作品でした。











ちなみにユルセンの正体に関しては十六夜久右衛門くらい落ち込みました。