えいがきのえいが【90年代生まれ視点の映画レビュー】

90年代生まれ視点の映画レビュー 当ブログは個人的な意見をバカ正直に綴ったもので、映画の品質を保証するものでもありません。映画を否定しても、その映画に関わった人物を否定しているのではありません。例え人をバカにしても、それはその人を尊重した上での行為です。

仮面ライダーエグゼイド(1〜3話まで)【何だよかっけぇじゃねえか!】

マイティジャンプ!
マイティキック!
マイティマイティアクション!
エークス!!

ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!!



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 今度のライダーは今時ピコピコ音の時代遅れでステレオタイプなゲームがモチーフ!!


 情報解禁直後のあの絶望感。しかしこのライダー、2、3回見てしまうともうカッコイイ!!劇場版で初めて複眼だということに気付いた時は声が出そうになりました。ハイ。

 動きも横スクロールアクションゲーム風で・・・というのはゴーストの劇場版の話だけで、実際はかなりサクサク動きやがります。

 久しぶりにスマートな体型というだけあって、戦い方が大胆で大振りな戦法(ファイズからヤクザ要素を抜いた感じ)はかなりの見もの。というか、前作のアクションがゆったり過ぎて不満だっただけですけどね。


 さて、個人的な今作に対する評価は、アリです。


 そりゃ、初めてあのデザインを見ると驚きましたし、鎧武からそこまで間が空いていないのに、いかにも多人数のライダーが登場しそうなカンジなのはあまり前向きにはなれませんでしたよ。

 しかし、ゴーストの劇場版や予告映像を見ていると、どんどん楽しみになってくるんですよ。

 で、いざ観てみると、やっぱりおもしろかったんです。

 医療ドラマ仕立てのストーリーにゲームが自然に加わり、しっかりと子供向けな要素も取り入れていました。
 ポッピーピポパポとか言うえげつない名前のヒロインは、もともとそういうのが出てきそうなストーリーなので違和感無し。前作のギャグとシリアスのギャップがありすぎて不自然というのは無かったです。


 これまで、一話ごとに1人の新ライダーが登場するわけですが、これもなかなか良くできていて、一話でしっかりとキャラクターを描くことができているのは高評価。

 ただ、これまでのシリーズの中で、かなりキャラクターの名前が覚えづらいのは難点。
 ライダーの名前(エグゼイド、ブレイブなど)に関しては、そっちよりも形態の名前(マイティアクションX、タドルクエストなど)の方がインパクトが強いという。個人的な意見ですがね。


 今のところ、武器で攻撃した時に出る『HIT!』の文字や、変身前のフィールド変化などのCGはかなりカッコよく作られてますし、レベル1の意外にカッコよく戦うシーンはなかなかのものです。

 恐らく、いずれも次第に予算の都合上消えていく運命なのでしょうが・・・。
 ゴーストのように、流用が目立つ作品になってしまわない事を祈りましょう。


 『意外とカッコイイ』が目立つ今作。というよりもブレイブのデザインがカッコよすぎてたまりません。

 正直、不安よりも期待のほうが強く、これからどんどん平成仮面ライダーらしく、葛藤したり味方が死んだり、自己犠牲を恐れなさ過ぎて、冬の劇場版で天空寺タケルにキレられるのを楽しみにしています。

仮面ライダーエグゼイド DXタドルクエストガシャット

仮面ライダーエグゼイド DXタドルクエストガシャット

二重関節バンザイ!!