えいがきのえいが【90年代生まれ視点の映画レビュー】

90年代生まれ視点の映画レビュー 当ブログは個人的な意見をバカ正直に綴ったもので、映画の品質を保証するものでもありません。映画を否定しても、その映画に関わった人物を否定しているのではありません。例え人をバカにしても、それはその人を尊重した上での行為です。

今年のアメコミ映画は不作か?

ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ (MARVEL)

ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ (MARVEL)

ジャスティス・リーグ:インジャスティス・リーグ(THE NEW 52!) (ShoPro Books THE NEW52!)

ジャスティス・リーグ:インジャスティス・リーグ(THE NEW 52!) (ShoPro Books THE NEW52!)

シビル・ウォー (MARVEL)

シビル・ウォー (MARVEL)

DCキャラクターズ:オリジン (ShoPro Books THE NEW52!)

DCキャラクターズ:オリジン (ShoPro Books THE NEW52!)



 今年も残りわずか。今のところ私が次回観るアメコミ映画は、来年公開のドクター・ストレンジです。

 今年も沢山アメコミ映画が作られました。いつもとは違い1本しか公開していないMCU作品。その代わり20世紀フォックスが2本も公開。さらにDCコミックスも本格始動し、2本公開。
 日本では全体的に公開が遅れた上に、シン・ゴジラに押され気味だったものの、なんだかんだで今年もいい感じに賑わいました。正直日本人のハーレイクインのコスプレは見たくありません。


 今年だけで4本(バットマンvスーパーマン、キャップ3、デッドプールスーサイド・スクワッド)観た私です。

 思い返してみると、まぁ何たることや、『凄くおもしろい映画』が見当たりません。

 X-menは見逃しました。すいません。


 今年のアメコミ映画には共通点があると思います。

 それは『いい素材に相応しない内容』です。

 まぁ、アベンジャーズ2やらマン・オブ・スティールやらマン・オブ・スティールやらマン・オブ・スティールやら、前からそういう映画はありましたけどね。今年は特に酷いです。

 名作シビル・ウォーの実写化に、クソ映画からの大出世アンチヒーロー今更対戦する2大ヒーローと、ヴィランズがチームアップしてヒーロー活動!!
 どれもこれも、ファンがハルクVSウルヴァリンの次に期待していた作品です。アポカリプスは知りません。ソニー・ピクチャーズは何でもいいのでヴェノムとシニスター・シックスを作ってください。

 しかし、全部の作品が『蓋を開ければ微妙以下だった』と言うやつでした。既にレビューしているので、詳しくはそちらをご覧ください。

 そりゃあおもしろい点もありましたが、何よりストーリーや展開が微妙でした。キャップは一度死んでほしいと思っていた私や、そもそもストーリーがあって無いようなのにしてほしかった私に批判を食らったわけです。

 そんないやーな空気の中やってきたトドメの一発、スーサイド・スクワッド
 よくぞまぁ、あそこまでクソみたいな映画を作りましたよ。

 こんな感じに、私のアメコミ映画に対する評価はダダ下がり。フォックスとDCはともかく、MCUも・・・まぁこれもこれで大集合系は全部微妙ですけどね。


 今年のアメコミ映画、せーっかくいい素材ばかりなのに、内容が微妙かクソかという状態です。
 ファンが期待していた物さえ作っていれば今年は豊作になったはずなのに、みんな揃ってファンに背を向け、1名はついでに糞を投げつけるという行為をしたために、結果不作となってしまいました。


 高い種なら水をあげなくてもいいと思ったのか、それとも水をやりすぎて腐らせたのか。それは定かではありません。

 まぁ、豊作になるはずの種を駄目にしたことには変わりませんね。


 来年1月から早速ドクター・ストレンジという、わりかし大物キャラクターの実写化。ガーディアンズとアベンジャーズをチームアップさせるため、SFっ気を強くしようと考えてるのでしょうか。

 一方DCはジャスティス・リーグに向けて、ファンにDCヒーローの明るいイメージをなすりつけなければなりません。でもスースク気持ち悪い明るさでクソだったよ?どうするのDC?ワーナーに責任なすりつける?それとベン・フレックにちゃんとこれからの路線伝えなきゃだめだよ。


 権利上X-MENとFF関連のキャラが使いづらいマーベルスタジオ。

 いいキャラといいキャスティングをことごとくクソにするプロのDC(今更ですがドラマは除きます)。

 何だか雲行きが悪いですが、アメコミ(にわか)ファンの一人として、この2社には頑張って頂きたいです。