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えいがきのえいが【90年代生まれ視点の映画レビュー】

90年代生まれ視点の映画レビュー 当ブログは個人的な意見をバカ正直に綴ったもので、映画の品質を保証するものでもありません。映画を否定しても、その映画に関わった人物を否定しているのではありません。例え人をバカにしても、それはその人を尊重した上での行為です。

帝一の國【夢を追い、夢を追う者に縋り、夢を追う"物"を陥れる】

 東映ヒーロー大集合!!仮面ライダーダブル(フィリップ)!!仮面ライダードライブ!!仮面ライダーマッハ!!トッキュウ一号!!
 3月に続き、早くもスーパーヒーロー対戦の最新作が登場!!!
 その名も、
超スーパーヒーロー対戦2
フィリップの國!!!


映画ノベライズ 帝一の國 (JUMP j BOOKS)
※画像はノベライズ版のものです。


 今回は、菅田将暉主演、総理大臣となり、自らの國を創り上げることを夢見る男を描く、青春()映画、
帝一の國
について書いていきます。

なお、私は原作をほとんど読んだことがないので、その点を踏まえてご覧ください。


 時は昭和。海帝高校という戦場を舞台に、将来政界の大物を目指す男達の戦いが起きていた・・・。
 生徒会長となり学校を制するべく、男達の血のない戦争は激化していく・・・・・・。


 今作のおもしろい所は、登場人物にしっかりとクセがついているところです。
 主人公の帝一はもちろんですが、脇を固めるキャラクター達も、個性的で、この手の作品にありがちなクソ真面目な雰囲気になるということを、うまく避けることができていました。

 主要キャラのほとんどがクズである点は好印象。やることがみみっちかったり大胆だったり、強弱をはっきりさせている点がクズさを引き立たせていました。


 今作は政治家を夢見る少年達の戦い・・・
それはつまり、政治が濃く絡む話・・・
と、思いきや
触れられるのは「政治」と「総理大臣」という言葉と、伊藤博文の発言程度でした。

 こういう映画って変に堅苦しい内容になるもんだと思っていたんですが、むしろコメディチックで、これは意外でした。
 原作もこんな感じのノリなんですかね、なんか読みたくなってきました。


 話がリズミカルなのも今作の魅力。
 どうでもいいシーンはがっつりカット。いいですよこれ。原作がどうなのかはわかりませんが・・・・。
 全体的にストーリーはポンポン進むカンジなんですが、所々しっかりとタメや間があるシーンもあるので、スカスカ感とかはそれほどなかったです。


 今作、確かに良い映画なんですが、正直言って普通すぎました。
 普通すぎておもしろいのボーダーラインをぎりぎり超えられていなかったです。

 私は公開日に見に行って、その日の内に記事を書こうと思ったのです。
 ただ、いざやってみると書くことが無くて、登場人物について書いている地点で相当悩んでました。

 二回目ですが、良い映画なんですよ。ただ普通なんですよ。
 褒めるにも褒められないし、批判しようにも批判できんのです。

 うーんもったいない。
 かなり良いテーマでしたし、模試や和太鼓、マイムマイムのくだりの盛り上がりは良かったんです。しかし、それ以外がド直球すぎて面白みが無いんです。

 不完全燃焼・・・というより、10の内3くらい完全燃焼して、残り7は燃えてすらいないって感じ。そんな映画でした。



映画ノベライズ 帝一の國 (JUMP j BOOKS)

映画ノベライズ 帝一の國 (JUMP j BOOKS)

「帝一の國」オリジナルサウンドトラック

「帝一の國」オリジナルサウンドトラック


 前から実写化するんだろなって思ってはいましたが、まさか菅田将暉が主演のスーパーヒーロー対戦になるとは思いませんでした。