えいがきのえいが【90年代生まれ視点の映画レビュー】

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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

今回は
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(以下、劇場版あの花、テレビ放送版はあの花)
について話していきます。



 今作は、2011年にフジテレビの『ノイタミナ』にて放送され、大反響を起こしたアニメ作品の劇場版です。
 去年公開された『心が叫びたがってるんだ。(以下、ここさけ)』の人たちの作品ですね。

 



ストーリー
 あの花』から一年、超平和バスターズのメンバーは、成仏しためんまに手紙を送ることになる・・・。

 

 



 今作、ストーリーはそんなに濃くないです。シンプルです。
 というか、今作は「ストーリーを楽しむ作品ではない」と考えたほうが無難です

 今作の肝となる部分は、あの花』の補足です。
 『あの花』のシーンをそのまま使って、そこに補足を入れ、さらに新規のシーンを加える形です。
 『あの花』にはよくわからない描写が多いんです。これ、結構思ってる人多いですよね。
 まあ、ほとんどが察すればわかることなんですけどね。
 でも、実際に補足を観て、「あぁ~なるほど~」とか、「やっぱりか!」とか、そういうのが分かるという感情を楽しむと、結構おもしろい映画ですよ。

 

 



 個人的な不満ですが、やはり感動できるシーンに、無理やり泣かそうというカンジがありました
 「やはり」です。つまり、『劇場版あの花』だけでなく、『あの花』でもそうなんです。話を聞くと『ここさけ』もそうみたいです(話を聞いただけなんで分かりませんがね)。

 まあ、泣きましたけどね

 

 



 今作、総集編ではありますが、『あの花』を観たことない方が観てもワケが分かりませんよ。ココ、注意です。

 僕的にはおもしろかったです。完全新作なんて(既に完結してるので)正直見たくなかったので、これくらいの話で十分でした。
 「もっと観たい!」という方には向いていませんが、「キャラクターをもっと知りたい!」という方であればぜひオススメしますよ。