えいがきのえいが【90年代生まれ視点の映画レビュー】

90年代生まれ視点の映画レビュー 当ブログは個人的な意見をバカ正直に綴ったもので、映画の品質を保証するものでもありません。映画を否定しても、その映画に関わった人物を否定しているのではありません。例え人をバカにしても、それはその人を尊重した上での行為です。

第89回アカデミー賞授賞式の"トランプ批判"について

 今回のアカデミー賞授賞式はなかなか変な感じでしたね。


 作品賞受賞のムーンライト。

 確かにいい映画っぽいですが、前回のアカデミー賞の流れからして、「前回白人ばっかり受賞で批判食らったから、今回は黒人ばっかりの映画に作品賞あげたろ!」っていう雰囲気を感じました。


 最初に作品賞を間違えてラ・ラ・ランドと公表したことが、かなりのマイナスになったのでしょう。




 それはともかく、今回の授賞式で一番気に食わないのが、タイトルの通りトランプ批判です。


 言っておきますが、私だってトランプは支持していません(クリントンも)し、彼が様々な芸術、文化の敵である立場に立っている事は分かっています。


 ただ、なぜこういう世界中で注目される場で、わざわざ露骨に個人を否定するのでしょうか。


 アカデミー賞とは、クソみたいな映画だけど、ワンポイントだけ優れている映画を表彰し、後世へと映画の素晴らしさを伝えていくものです。


 アカデミー賞を受賞した作品の中には社会問題を浮き彫りにさせた映画もありますので、社会風刺や現代社会を悲観的に捉えるようなこと自体はやってもいいんです。


 ただ、今回に関しては社会風刺とかそういうものではなく、個人の一方的な思想を「一方的だ」と一方的に批判しているのでは?

 悪く言えばヘイトと言うものでしょうか。


 もっと言えば、(バックレるのはともかく)トランプのTwitterアカウントにメッセージを送信したアレ。

 あー、こういうのがYouTubeとかで筋違いなディスり方してるんかぁ・・・・。

 「みんなー!これから一人を精神的に攻撃するよー!!皆でやるから人権侵害じゃないよー!!!」

 ・・・・っていう自己満足、パフォーマンスですね、ハイ。




 今回の記事で書きたいことはこれだけです。
 ただのグチです。ブーメランです。

おしまい。

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