仮面ライダーエグゼイド(1〜3話まで)【何だよかっけぇじゃねえか!】
マイティジャンプ!
マイティキック!
マイティマイティアクション!
エークス!!
ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!!
今度のライダーは今時ピコピコ音の時代遅れでステレオタイプなゲームがモチーフ!!
情報解禁直後のあの絶望感。しかしこのライダー、2、3回見てしまうともうカッコイイ!!劇場版で初めて複眼だということに気付いた時は声が出そうになりました。ハイ。
動きも横スクロールアクションゲーム風で・・・というのはゴーストの劇場版の話だけで、実際はかなりサクサク動きやがります。
久しぶりにスマートな体型というだけあって、戦い方が大胆で大振りな戦法(ファイズからヤクザ要素を抜いた感じ)はかなりの見もの。というか、前作のアクションがゆったり過ぎて不満だっただけですけどね。
さて、個人的な今作に対する評価は、アリです。
そりゃ、初めてあのデザインを見ると驚きましたし、鎧武からそこまで間が空いていないのに、いかにも多人数のライダーが登場しそうなカンジなのはあまり前向きにはなれませんでしたよ。
しかし、ゴーストの劇場版や予告映像を見ていると、どんどん楽しみになってくるんですよ。
で、いざ観てみると、やっぱりおもしろかったんです。
医療ドラマ仕立てのストーリーにゲームが自然に加わり、しっかりと子供向けな要素も取り入れていました。
ポッピーピポパポとか言うえげつない名前のヒロインは、もともとそういうのが出てきそうなストーリーなので違和感無し。前作のギャグとシリアスのギャップがありすぎて不自然というのは無かったです。
これまで、一話ごとに1人の新ライダーが登場するわけですが、これもなかなか良くできていて、一話でしっかりとキャラクターを描くことができているのは高評価。
ただ、これまでのシリーズの中で、かなりキャラクターの名前が覚えづらいのは難点。
ライダーの名前(エグゼイド、ブレイブなど)に関しては、そっちよりも形態の名前(マイティアクションX、タドルクエストなど)の方がインパクトが強いという。個人的な意見ですがね。
今のところ、武器で攻撃した時に出る『HIT!』の文字や、変身前のフィールド変化などのCGはかなりカッコよく作られてますし、レベル1の意外にカッコよく戦うシーンはなかなかのものです。
恐らく、いずれも次第に予算の都合上消えていく運命なのでしょうが・・・。
ゴーストのように、流用が目立つ作品になってしまわない事を祈りましょう。
『意外とカッコイイ』が目立つ今作。というよりもブレイブのデザインがカッコよすぎてたまりません。
正直、不安よりも期待のほうが強く、これからどんどん平成仮面ライダーらしく、葛藤したり味方が死んだり、自己犠牲を恐れなさ過ぎて、冬の劇場版で天空寺タケルにキレられるのを楽しみにしています。
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二重関節バンザイ!!
ted【R-15だって?】
見た目はかわいいテディベア。しかしその正体は、前科持ちで大麻とアルコールが大好きでドスケベなどうしようもないおっさんである。
今回は、そんな魂が宿ったテディベアが主人公(ポジションに一応立つ)の今作について書いていきます。
ちなみに吹き替えには面倒なので触れません。
今作は、上記のようなギャップのあるキャラクターが登場することや、久しぶりにR指定のコメディが様々なメディアに取り上げられたことで、一気に話題になりました。
コメディファンだけにとどまらず、R指定の映画を知らないミーハー(悪い意味の方)を巻き込んで・・・・・・・。
結果的に世界で大ヒット、続編まで公開されたのですが・・・。
どうも評価としてはそれほど高くなかったようです。
・・・と言うか・・・・・
根っからのコメディファンや、昔コメディ映画を観ていた人と一緒に、『下品なコメディ映画』を知らない人まで釣ってしまったのです。
映画総合サイト(適当)のレビューを見てみるとわかるのですが・・・。
「下品!これR-18じゃん!」
「子供には見せられない!」
何言ってんだこいつら。
流行っている。
クマがかわいい。
そんなよくわからない理由でR-15への領域へ足を踏み入れてしまった故、こんな低評価のオンパレード(かどうかは知らない)を生み出してしまったのでしょう。
まぁそれもユニバーサルの策略なんでしょうが。
一方、コメディファンからのレビューを見てみると、こちらもあまり上位には至らなかったようです。
やはり、全面的にプッシュしなければならない過程で、作品自体をかなりソフトに仕上げざるを得なかったのでしょう。
内容的にはそれほど過激ではなく、アメリカンな差別ネタや[ピー]が少なかったワケです。
コメディ映画を全く見てない私でさえそう思ったわけですしね。
「しまった!俺ち〇こ無いんだった!」
そんなこと言って物凄い嘆くようなシーンも無く・・・。
ユニバーサルの映画のパロディはオープニングでチラッと程度。
「ウォーターワールドはアトラクションはめちゃくちゃ面白いけど、映画はめちゃくちゃクソだよな」とかいう発言も無し。
下品なコメディ映画であるのに下品なシーンが少ない今作は、入門として観るにしても説得力に欠け、慣れた頃に観ても微妙な出来になってしまっているのです。
結果として、どんな層に観てもらいたかったのかが分からない作品になっていまいました。
また、個人的な意見として、ラストに入っていきなりシリアス展開に入った点はかなり悪印象でした。
続編が制作される程ヒットしたが、評価自体はそれほど高くなかった。
収益と映画の面白さは釣り合わない。
要は、エメゴジは最低な映画だということと、ドラゴンボール・エボリューションはなんだかんだで結構おもしろいという事がわかる映画ということです。
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一応楽しんでは観ましたからね。一応ですが。
仮面ライダーゴースト【この微妙な結果は・・・】
仮面ライダー鎧武では、平成ライダー1期の雰囲気を取り戻した。仮面ライダードライブでは、アツいストーリーを描いた。
そして、その次のライダーは・・・ゴースト!
ここに来て、誰にでも親しまれそうなライダーが登場しました。ゴースト=お化け=魂。偉人の魂を借りて、その偉人に応じた能力を使って戦うライダーです。
シンプルな顔つきに、パーカーを着ているというなかなかおもしろい格好をしています。
このライダーは、眼魂(アイコン)と呼ばれる、偉人の魂が宿る眼球型のアイテムをベルトにセットして変身します。その際、「パーカーゴースト」と呼ばれる偉人の幽霊が現れ、ライダーと一体化(というよりも、ライダーがパーカーを着用する)します。
では、ライダーについてとかは置いといて、それ以外にも見ていきましょう。
今作は『魂』がモチーフになるため、お寺や仏教っぽいものが舞台になります(ただし、明らかに仏教を表現しているわけでもなければ、宗派についても触れられないという親切ぶり)。
この点で、早くも好き嫌いがきれいに分かれました。
ホラーっぽい演出は無いのは確実として、宗教と絡める以外にも、主人公も敵も演出も、全体的に激しくハードロックが似合う作風も、『ゴースト』というテーマには合うのではないでしょうか。
少なくとも私はそう思っていました。特報のあのダンスを見たせいでしょうかね。
そんな期待の中、主題歌が氣志團だという情報と、主演の雰囲気を見て、「あー、そっちかー」という風に。
今作で湘南乃風が主題歌をやればよかった気もします。
その点で、放送前から少々マイナスイメージになってしまいました。
さて、いざ第一話を観てみると・・・・・やはり個人的にはあまり好きな作風ではありませんでした。
マーシャルアーツを使った戦法や、m.c.A・Tさんのボンバへッ変身音声はなかなかカッコよかったです。
しかし、それ以外の点、つまり、キャラクターやストーリーがスーパー戦隊に似ていて、仮面ライダーらしさはかなり薄かったです。
そして個人的に最大な欠点が、序盤のマコト兄ちゃん(=仮面ライダースペクター)が敵ポジションだった頃です。
ここまで行くかというほど、全キャラクターがブレていて(特に主人公)、演出もよくわからなく感じました。
主人公が東映マジック(説明無しで奇跡の力を使っちゃうアレ)を毎度やってきたり、キャラクターの葛藤が多すぎて、強気なキャラでさえナヨナヨしていて、その上かなり都合の良い人物に見えてしまいました。
とはいえ、タケルがブーストしてからは少しずつマシになっていき、アラン様が痛風への道に踏み入れ始めるあたりからは大分ストーリーも楽しくなってきました(それでも個人的には微妙なラインでした)。
というか、ネクロムがかっこよすぎて、それ目当てで観てたんです。ハイ。
彼が出てこなければ、今作はウィザードと並んであんまり好きじゃないライダーになってました。
しかし、結局最終回まで、臭い展開や似たような葛藤、ワンパターン化する展開、何回もアレするタケルに盾と化す最強フォームetc...
とにかく、大量な微妙・ダメな部分や無駄なヶ所が多く、良い素材で微妙な作品を作ってしまうという、今年どこかで二回くらい見たようなものに仕上がってしまっていました。
最終回(の一個前)の水平ライダーキックやら、アラン様の立つだけでカッコイイ感、マコト兄ちゃんのヤンキー臭さ等が良かっただけに、不完全燃焼なカンジが強かった作品でした。
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ちなみにユルセンの正体に関しては十六夜久右衛門くらい落ち込みました。
後妻業の女【クズを見事に描いた作品】
大竹しのぶ、豊川悦司etc...
主要キャラクターはほぼ悪人。大竹しのぶ演じるザヨ゙ゴ小夜子は、『後妻業』と呼ばれる詐欺のプロ。
今作は、そんな小夜子を軸として起こる出来事を描いたものです。
今作、なかなか難しそうな雰囲気を出していますが、
その理由として、キャラクターや設定の解説をするタイミングがよく考えられていることです。
主人公が悪人という少数派の作風であるために、最初にオリジンから描くとお客さんが付いてこれなくなります。
まずはお客さんを作品に慣れさせ(しかも手短に)、それから簡単にオリジンの解説を流す。
それ以降はポンポンと話を進め(時折休息を入れつつ)、パタリと終わらせる。
このリズムが、今作ではかなり良くできています。
簡潔なストーリーに、主要な登場人物のほとんどがクズ。
こう聞くとこう聞くと、アメリカのしょうもない(いい意味であれ悪い意味であれ)ホラー映画のようなイメージしか湧きません。実際、私は今作のこんな感じのレビューを読んで、そういうのを想像してました。日本語おかしい。
しかし、いざ見てみると・・・。
簡単な分ストーリーにあまり深みは無いものの、クズをしっかり明確にクズとして描いており、徹底的にリアリティを描いていました。
しかも、単にそんなリアリティを描くばかりではなく、コメディ色も上手く混ぜ込んであり、観る人を一切飽きさせないように仕上げられていました。
どこぞの探偵コミックス社原作のヒーローみたいなシリアスというワケでもなく、どこぞのイグアナみたいな寒いギャグというワケでもなく・・・。
久しぶりにまともなエンターテイメントとして映画を観た気がします。エンターテイメントの意味が分からない。
PG-12の為、ある程度アレな表現があるので、そういうのを受け付けない人や、知人と観るのは注意を。
しかし、それこそクズを引き立たせ、クズを中心とした作品をしっかりと描く物となっているのです。
後妻業で金を荒稼ぎする女、そしてその息子
その女と手を組む結婚相談所の男
女と男を追う私立探偵の男
女の被害に合い、闇に飲まれていく二人の女性
シンプルかつ、プロがかったクズの描き方、そして記憶に強く残るシーンの数々。
感動?そんなのこの映画には無いですぜ。
仮面ライダー剣【従来の作風を守りつつ子供心をも掴む】
平成ライダーシリーズ第5作目。 トランプがテーマ・仮面ライダーという職業・第一話で主人公が所属する組織が壊滅・etc…。これまでの平成ライダーの中でもかなり独特な作風となっている作品です。
オンドゥルルラギッタンデスカー! オレァクサムヲムッコロス! オデノカラダハボドボドダ!
独特な作風に並んで多くの話題()も呼んだ作品ですが、ヒーロー作品としては王道を行くものになっています。
簡潔でヒーローらしい描写は、多くの人が想像する"それ"そのもの。しかし、ゆっくりと進むミステリー仕立てでシリアスに繰り広げられるストーリーは、平成ライダーらしいものでした。
複雑に絡み合う人間関係。裏切ったり裏切られたり。時に戦い、時に助け合う。
「アンデッドを封印する」という共通の意思を持ちながら、考えの食い違いや志すものの違いによって起こるギクシャクした話の流れは見事なものです。
流石にファイズのようなドロドロな昼ドラは繰り広げませんでしたが、協力と対立を繰り返すたびに深まる友情はとても素晴らしく表現されていました。
さて、肝心なバトルですが、今作は敵怪人に「死」という概念が無い(つまり殺せない)というのがキモです。
では、何をして怪人を倒すのか。封印です。 トランプをモチーフにしたカードを使って、体力が切れてベルトがパッカリ(見たら分かります)しているアンデッドにカードを刺し、封印をするというものです(ちなみに大抵のアンデッドはベルトパッカリの前に雑な爆発をします)。 これがなかなかおもしろく、封印されたアンデッドがライダーたちの心の中に語りかけたりすることもしばしば。 一見ハデな爆発ができない残念な設定ですが、うまく使うことで、人間とアンデッドの、言わばしょくぱんまんとドキンちゃん的なのも作れちゃうんです、ハイ。
恐らく、多くの人はアクションやストーリーなどのカッコイイ面よりも、オンドゥル語とかたい焼き名人アルティメットフォームとか、ネタの面の方が関心を持っていると思います。
ではそうしましょう。
まず一つ、オンドゥル語とは。 オンドゥル語とは、本編で第一話から最終話まで、終始殆どのメインキャラクターの滑舌が悪かったために、今現在までネタにされているもの。 第一話から早速、「本当に裏切ったんですか!」が、「オンドゥルルラギッタンディスカー!」というブッ飛ばし方をしたことで話題になりました。 なお、相川始役の人は、このオンドゥル語に賛成的で、自ら「オラァクサマヲムッコロス!(俺は貴様をぶっ殺す)」をネタにしたり、タデャーナサ・・・橘さんが歌う「rebirth」の歌詞の空耳、『辛味噌』についてDVDの特典のインタビューで話したりしています。 なお、このオンドゥル語は気にしない限り、それほど聞こえません。また、ところ構わずこのネタに触れると、ファンの逆鱗に触れてしまいますのでご注意を。
次は、オンドゥル語ほど有名ではないものの、かつて視聴者にかなり強いイ ンパクトを与えた伝説のヒーローです。 その名は たい焼き名人 アルティメットフォーム
作品の中間地点である、第三十話に登場した、たこ焼き屋の一人息子である相川始のドッペルゲンガーが、色々あって変身(変装)した姿。ニセムッコロとか言われたりも。 メイン武器はたいやき用の鉄板。ただのコスプレで、スペックは到底ライダーやアンデッドに及ばず・・・と思いきや、・・・・・。 ちなみにプレステのブレイドのゲームに出てくるそうです。
今作は、現代(当時)らしいヒーロー像で子供の心をガッシリわしづかみしつつ、仮面ライダーらしい『周りには仲間がいるが、自分だけが特質であるが故に孤独な戦いを強いられる』という、大人もハマる作品に仕上げられています。
ネタにされるが故、良さが薄くなってしまっている今作。 複雑な人間関係や葛藤の多い作風に対して、わかりやすく鮮明に描かれています。 ぜひ、時間があるときにゆっくり見てください。
アブゾオブクィィン フュージョンジャァァック ウェイ!ヴェッ‼ウェーイ!!!
スーサイド・スクワッド【いい素材でここまで酷くできる】
今作は、DCコミックスが2013年から開始したMARVELのパクリ『DCエクステンディッド・ユニバース』第3作目(チラシだとなぜか第二弾扱い)です。
ネットに特報が公開された地点で、多く人に大きな期待を抱かせ、正直なところ『バットマン v スーパーマン』よりも盛り上がってました。 本編が公開される以前から、ファンアートやらコスプレがインスタグラム等で出回り、公開が近づくにつれ、ファンたちの期待は膨らんでいきました。
しかし蓋を開けるととんでもない作品であったのです。
キャラクターのデザインとインパクトは最高の出来であるのは事実。 しかし、作品の内容は、そんな『キャラの良さ』とは釣り合わない出来だったのです。
ペラペラで雑なストーリー。 前2作の『ダークナイトシリーズ』からずるずる引きずっている暗い作風から、コメディタッチの作風へのシフトチェンジを目指したものの、意図しすぎて気持ち悪い。 『ハリー・ポッターと賢者の石』を超えるキャラ紹介の長さとだるさ。 そしてキャラクターの使い方の悪さ。
もう散々言われてます。ファンにさえも。 つまり「予告は傑作」というやつです。
さてさて、次は私の意見です。
つまんなかったです。
こういう映画は、中盤になってからやっと「あー、確かにダメだこれ」というのになるのが普通ですが、今作は序盤から「あれ?」となります。
そう、『起承転結』の『起』から観客の目の前で堂々と地雷をポンと仕掛けるという荒業を仕掛けているんです。
やけに長ったらしいハーレイ・クインのオリジンと、デッドショットのみんなが興味を持たない家族思いアピール。 そんなもんどうでもいいから、さっさとチーム組んで出撃してくれ!!そんな願いも叶わず、描かれていくのはどうでもいいシーンばかり。まるでこのブログみたいに同じことを繰り返します。
そして何よりもびっくりしたのは、古代より生きる魔女(実際はメタヒューマンというカテゴリの一つ)、エンチャントレスです。
こいつ、メンバーじゃないです。
彼女がチラシや予告の状態で登場するのは10分くらいしかありません(たぶん)。すぐに第二形態(というより、真の姿)に変わり、ヴィラン・・・いや、悪役・・・とにかく敵側になります。
おいおいおいおい!!
エンチャントレスの活躍を楽しみにして見に行った人はさぞキレたでしょう(わたしです)。なにせ、「スーサイドスクワッド・スクワッド」という言葉が出てくる以前に敵ポジションに=活躍すらしてないんですからね。
まあこれは10,000歩譲って許しましょう。眠くなるほどのヴィラン個々の、やけに暗い物語も含めて。
ところがどっこい、まだまだ酷い部分がたくさん。
まず、『かませ犬』です。何もしないで、割とどうでもいい部分の説明のために殺される人が一名。何やってんだよまったくもう。
それから、バットマンとジョーカーのオマケ感と、高速のあいつの必要の無さ。
さらにさらに、敵キャラの魅力の無さ。バットマンvスーパーマンと並んでます。
そんでもって、焦らし方に何も感じないこと。焦らして焦らして・・・・・スッカー‼っと外しやがります。
あと、ストーリーがペラッペラな割に、テーマが映画3本くらい作れそうなくらいに量があること。別にジャスティス・リーグは早く作らなくていいからさ、とにかくしっかり描いてくださいな。
そして何よりも、ハーレイ・クインのキャラ崩壊。 いやまあ、元から崩壊しているんですけど、時折・・・というか、しょっちゅう普通の人間になるんです。 あいつからあんな言葉が出るのっておかしくね?あいつってこんなシリアスやっけ? 一応主人公級のポジションに立つくせに、デッドショットのゴリ押しや、エンチャントレスに対する嫌気のせいで、めちゃくちゃキャラのインパクトが薄れてるんです。 唯一の救いはあのコスチュームが出てくる事くらいかな?ハーレイは一貫して2011年以降のヤツがモチーフかと思ってたら・・・。
いやぁ・・・・・・・
もったいない!!
今作の総合的な評価を言うと、はっきり言ってつまらないです。 キャラクター以外は本当に退屈です(所々、キャラクターでさえ酷い箇所がありましたが)。
この手の映画にはギャップは求められないですし、ただの凄腕がファンタジーな奴と戦うというのも飽き飽きします。 それに、何のヤマも成長も無いペラペラなストーリーは、バットマンvスーパーマンより悪い出来です。 そして、日本のテレビドラマみたいな、予算をケチった謎の説教タイムという、誰も得しないシーンには首を傾げました。
本音を言うと、褒めたいという気持ちはあります。でも、褒める所がキャスティングだけでは何をどう褒めれば良いのか分かりません。
語らなさすぎ
語りすぎ
ヤマがない
成長が無い
テーマが多い
キャラの描き方が薄い
敵がみんな期待していたものと違う
見せ場を予告編でほとんど流している
ヴィランがヴィランをやっていない
ラストに近づくにつれ、音楽のノリが前作みたいに壮大になる
全体的にベター
ダメな部分は沢山出てきます。
普段私はここまで長くボロカス書きませんが、今回は、大きな期待を、とてつもなく大きく下回ったということになったので、こういう記事になりました。
うーん。
現地点で3作が公開、そして3作連続で微妙以下の出来。微妙な作品がほとんどのMARVELよりも、さらに微妙な作品を作り続けるDC。 そもそも3作すべてストーリーに対する高評価のしようがないというのはいかほどかと思います。 変にシリアスな前2作と、無理矢理コメディを混ぜた結果、ペラペラで無駄にシリアスが多い作品(要は前作以下の出来)となった今作。
果たして、「彼ら」にジャスティスは輝くのか。
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フラッシュの動きにくそうなスーツはナシだと思いました。
映画レビュー:劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!
今作は、スーパー戦隊シリーズ40周年記念作品、動物戦隊ジュウオウジャーの劇場版です。
40周年だけどもやっぱり枠は30分!!
今作のテーマはサーカス。
ジュウオウジャーはお笑い芸人に立ち向かうが、彼に操られたキューブコンドルに敗れてしまうのであった・・・・。
今作(というか、スーパー戦隊の劇場版全体)は劇場版と言っても、TV放送版とほんの10分弱長いだけです。
ですが、たった10分弱尺が伸びただけで、ストーリーかなりの深みが・・・・あるわけもなく、ただいつも通りのジュウオウジャーです。
いやまあ、戦隊自体が劇場版にしたところで、やることはあまりないでしょうし、僕自身が大画面で特撮を観たかっただけなので概ね満足です、ハイ。
ついさっき書いたとおり、大画面で特撮を観たいという人はオススメ。いつものノリで、いつもとはほんのちょっとハデな演出で繰り広げられるアクションは、子供もおっさんも大喜びです。
シンプルなストーリーにくっさい演出、なぜかジュウオウジャーの名前を知ってる子供達、大人も利用しろよっていうツッコミ。
たった30分にギッシリ詰まったちょっとハデなジュウオウジャー、ぜひとも。
いやあ・・・エンディングで踊る子供のお客さんかわいかった・・・・・。
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