帝一の國【夢を追い、夢を追う者に縋り、夢を追う"物"を陥れる】
東映ヒーロー大集合!!仮面ライダーダブル(フィリップ)!!仮面ライダードライブ!!仮面ライダーマッハ!!トッキュウ一号!!
3月に続き、早くもスーパーヒーロー対戦の最新作が登場!!!
その名も、
フィリップの國!!!
今回は、菅田将暉主演、総理大臣となり、自らの國を創り上げることを夢見る男を描く、青春()映画、
について書いていきます。
時は昭和。海帝高校という戦場を舞台に、将来政界の大物を目指す男達の戦いが起きていた・・・。
生徒会長となり学校を制するべく、男達の血のない戦争は激化していく・・・・・・。
今作のおもしろい所は、登場人物にしっかりとクセがついているところです。
主人公の帝一はもちろんですが、脇を固めるキャラクター達も、個性的で、この手の作品にありがちなクソ真面目な雰囲気になるということを、うまく避けることができていました。
主要キャラのほとんどがクズである点は好印象。やることがみみっちかったり大胆だったり、強弱をはっきりさせている点がクズさを引き立たせていました。
今作は政治家を夢見る少年達の戦い・・・
それはつまり、政治が濃く絡む話・・・
触れられるのは「政治」と「総理大臣」という言葉と、伊藤博文の発言程度でした。
こういう映画って変に堅苦しい内容になるもんだと思っていたんですが、むしろコメディチックで、これは意外でした。
原作もこんな感じのノリなんですかね、なんか読みたくなってきました。
話がリズミカルなのも今作の魅力。
どうでもいいシーンはがっつりカット。いいですよこれ。原作がどうなのかはわかりませんが・・・・。
全体的にストーリーはポンポン進むカンジなんですが、所々しっかりとタメや間があるシーンもあるので、スカスカ感とかはそれほどなかったです。
今作、確かに良い映画なんですが、正直言って普通すぎました。
普通すぎておもしろいのボーダーラインをぎりぎり超えられていなかったです。
私は公開日に見に行って、その日の内に記事を書こうと思ったのです。
ただ、いざやってみると書くことが無くて、登場人物について書いている地点で相当悩んでました。
二回目ですが、良い映画なんですよ。ただ普通なんですよ。
褒めるにも褒められないし、批判しようにも批判できんのです。
うーんもったいない。
かなり良いテーマでしたし、模試や和太鼓、マイムマイムのくだりの盛り上がりは良かったんです。しかし、それ以外がド直球すぎて面白みが無いんです。
不完全燃焼・・・というより、10の内3くらい完全燃焼して、残り7は燃えてすらいないって感じ。そんな映画でした。
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前から実写化するんだろなって思ってはいましたが、まさか菅田将暉が主演のスーパーヒーロー対戦になるとは思いませんでした。
美女と野獣(2017)【新解釈を加え、新たなる美女と野獣が生まれる】
当人はディズニーアニメーション版はほとんど観たことがありません。また、原作も未読です。
ラ・ラ・ランドに次ぐ今年のミュージカル映画。またエマかよ。
ディズニー屈指の名作、美女と野獣を、新たな解釈を加えて実写映画化!!
数年前にどこぞの国が実写版作ってた気がするのは気のせいだぞ!!
字幕2D版を鑑賞(エマ・ワトソンをミュージカル俳優が演じるのは嫌だったので・・・)
便箋上実写版ですが、雰囲気的にはリメイクの方が似合う感じでした。
わざわざ実写向けにキャラを改変するわけでもなく、だからといってどこぞのダダ大好きおじいさんみたいな気持ち悪さもなし。ものすごい良いところを突いています。
ストーリーは言うまでもなく、いつものディズニー変人プリンセスのベルが、王子のせいで呪いをかけられた城に居候するというもの。
待望の公開だけあって、初日のレイトショーは満員でした。
映像技術だけは上を行くディズニーが、全てにおいて上を行っていた作品を作り直すので、当然おもしろいです。
最近のディズニーアニメーションとは違い、冒険の範囲が狭い(というより曖昧)ので、個人的にその点も良かったです。そもそも、行動自体が城と村を往復しまくるだけなので、冒険もクソも無いわけで・・・・。
実写化特有の込み入った話になってしまうこともなく、お説教タイムも何かしら動きがあり、上手く観客を楽しませていると思います。
特に終盤に入る頃は、シリアスとギャグが綺麗に調和されており、珍しく作品にのめり込んでいました。
人間以外のキャラクターデザインは一新されており、アニメーション版のディズニー臭くてちょっと下品なもの(超褒めてる)から、精密で高貴で上品なものになっていました。
・・・まぁ、この点が個人的にはあまり好きじゃないことでして・・・・・。
実写版でアニメっぽいデザインのキャラクターを出されると、そりゃあ怒りますよ。アレンジしろやって。
ただ、ゴテゴテすぎるアレンジをされてしまうと、また話が変わると思うんです。
特にルミエールとコグスワース。これはこれでありなんですが、方向性が特に違うというか、ギャグ担当がそういう外見で良いのかというツッコミがありました。これがリメイクに感じた原因でしょうか。
当たり前ですが、今作はミュージカル映画です。歌や踊りで喜怒哀楽を表現します。
ただ、 今作のいやらしいところは、歌や踊り以外でもしっかりとした感情表現がされていることです。
「オイそこは歌うなよ」とか、そういうのを理解し、メリハリをつけた作品に仕上がっています。
広く見れば素晴らしい映画です。
主人公以外のキャラクターもしっかりと根を張らせた描き方をし、絶望の描写もホントに絶望的です。
ただ、どうしても気に入らないことが2つあります。
まず一つ、上映時間。
さすがに長いです。とはいえ余計なシーンがあるわけではないのですが・・・・。
やけに長いなーと思って後々調べてみたら、なんと今作、130分もあるようです。
うーん、100分程度であればまだ良くても、2時間を超えてしまえば、ディズニーのおとぎ話のカテゴリから外れてしまうような気がしました。
作品が良かっただけに、もっと簡潔にまとめてほしかったのは正直なところでした。
次は物凄く気に食わなかったこと。
スタッフロールです。
散々泣かせといてアレは無いです。
個人的に大嫌いな大物アーティストによるオリジナルぶち壊しアレンジと、今更感満載のキャラ紹介、そしてどうでもいい演出の3コンボ。
いや、そうじゃないの。この際真っ暗スタッフロールでリトルマーメイドみたいなアレンジでいいの。
なぜそこでこれをやる?!ってな感じで、パッと涙が引けました。ものすごい勢いで現実世界へ引き戻されました。
・・・・ハッ!!!あの地上波初放送のアナ雪は今回の伏線だったのか・・・・・・・。
・・・と、誤魔化しておいた私でした。
作品自体はかなりいい出来で、のんびり観るも良し、じっくり観るのも良しな、ハイブリッド映画でした(こういうことよく書いてる気がする)。
ただ・・・スタッフロールはホントに酷いです。
感動の渦が一瞬でシラケます。
うーん・・・・・やらかしたなぁディズニー。
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ポット夫人は平面じゃなかったほうが良かったと思います。
レゴバットマン ザ・ムービー【家族を描く、心温まるストーリー】
バットマンvスーパーマンやスースクの、盛り上がりからのズッコケのせいか、わりと静かに公開された今作。
しかし、レゴの世界のバットマンはお調子者でおバカさん。スーパーマンが嫌いなせいでハブられているお一人様です。
そんなバットマンですが、今作では「家族を作る」ということで、養子として少年:ディックを招き入れる(招き入れてしまう)ことになります。
今作は、このディックという少年や、良き理解者(?)であるジェームズ・ゴードン警部補の娘:バーバラ・ゴードンを軸としたバットマン=ブルース・ウェインの成長劇となっています。
レゴバットマンというだけあって、ほとんどの物質や物理法則がレゴ基準になっています。
また、滑らかなカメラアングルにカクカク動くキャラクターという、統一性のない映像もなかなかおもしろいです。
全編CG映像らしいですが、プラ特有のツヤは物凄いちゃんとしていますし、光の当たり具合がミニチュア感を出しており、ストップモーションアニメっぽくなっているようにも感じました。
これまで冷静沈着でクールな印象が強かったバットマンですが、今作では妙にテンションが高く、おちゃらけた感じになっていました。
実際、本編中にはこれまでの実写バットマンをネタにしたシーンが多く、ダークナイトやティム版はもちろん、BvSや乳首(観てない)、ドラマ(観てない)すら巻き込みます。
バトルシーンに関しても、いつものアツい殴り合いやガジェットを用いた戦略バトルも無く・・・・・つまりは、忍びなれども忍ばない、忍びなれどもパーリナイ、暴れるぜ止めてみなという感じです。
とはいえ、『演出』で戦うという点や、殴るの大好きな点は従来通り。ムキムキで黒い蝙蝠コスして敵をボコボコにしていればとりあえずバットマン・・・というわけです。
ビークルを多用したアクションはレゴのクセにド迫力で驚きです。
今作のヴィランは・・・・・たくさんいます。メインであるジョーカーをはじめ、ベインにキャットウーマン、ポイズン・アイビーにクレイフェイス、スケアクロウにトゥーフェイスetc…一瞬だけ現れる奴も入れればたんまり出てきます。
また、配給会社がWBであることを良いことに、DCヴィランだけでは飽き足らず、WB映画の悪役も登場しやがります。
ヴォルデモート卿やサウロン(指輪物語 観てない読んでない)キングコング(オリジナル観てない)、グレムリン(観てない)etc…もうめっちゃくちゃです。褒めてます。
今作、今や実写版バットマンでは必ず付きものである『孤独なヒーロー』を、全く違う方向性で描いています。
先ほど述べた通り、今作は孤独なヒーロー、バットマンが『家族』というものに向き合い、それにより彼の心境が変化していき、葛藤する物語になっています。
レゴのバットマンからして、一見ギャグ要素の塊のような雰囲気ですが、作中のテーマそのものは、マン・オブ・スティール以降のDC映画とは思えないほど良くできています。
特に終盤の展開は、原作のロビン(達)に起きたことを知っている人にとって、とてつもない鬱展開だったでしょう。実際私はハラハラドキドキで叫びそうになったわけで・ ・・。
少し・・・というよりも、普通に下品な表現が多く、ギャグのネタがタイムリーじゃないという物凄い痛手のある作品ではあります。
しかし、テーマに関しては全くおざなりにせず、むしろ前面に出して重く描かれていました。
どこぞの映画4,5本作れるくらいのテーマを押し込んだどうしようもない映画とは違い、単純・簡潔・明確で、最近のモヤモヤした映画の描き方とは違い、比較的オールドスタイルな作風となっていました。
制作側の変態スタッフの変態CG技術も素晴らしく、最近のアメコミ映画の中では、ズバ抜けてうまくまとめられた作品だと思います。
ちなみに意地張って字幕を観たので、吹き替えがどんな出来かは知りません。
とにかく、タレント吹き替えじゃあ一気に冷めてしまうような映画でした。
レゴの映画・・・・次回作が楽しみです。
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ちなみに私泣きました
【爽快ゴリラアクション!キンゴジリブート‼】キングコング 髑髏島の巨神
私はキングコングを2005年版しか見ていません。
その上でのレビューです。
これまで二度に渡りリメイクされ、近代版美女と野獣として有名な『キングコング』。
そして2017年、新たなキングコングのサーガが誕生。そして2014のゴジラから始まる『モンスター・バース』第二弾です。
なんと今度はオリジナルをほぼ無視!!
というか、オリジナルのバッタも・・・オマージュをたくさん盛り込んだ『キングコング対ゴジラ』の中盤までのリメイクみたいな感じでした。
そもそも登場するモンスターにティラノサウルス的なのが出て来ず、代わりにヌメヌメしたあいつ出てくるという。
また、今作はタイトルから察する通り、オリジナルのクライマックスであるエンパイアステートビルの戦いはありません。というか、キングコングが髑髏島から出ません。
要は、モンスター・バースという世界での、キングコングのイフストーリーというわけです。
2014のゴジラと同じ世界の話とは言え、メッセージ性は皆無です。ヒューマンドラマもかろうじである程度で、ストーリーに関してはホイホイ決めた感満載な感じでした(褒めてる)。
その代わりに、アクションが良くできていました。
程よくリアリティとイマジナリーを振り分けられており、特にクライマックスにかけては、この巧みな塩梅が引き立っていました。
また、2005年のリメイクは純粋なモンスターパニック映画でしたが、今作はそれに加えて、B級映画っぽい明らかに無謀な戦いが盛り込まれていました。
これに関しては完全に意見が別れると思います(特にオリジナルに深い思い入れがある人は)。しかし、今作はオリジナルのリブート的な日本映画を、さらにリブートした映画です。
何が言いたいかって、恨むならワーナー・ブラザースでもレジェンダリー・ピクチャーズでもなく、円谷英二にしてくださいというわけです。
無謀な戦い・・・とは、つまりさっさと逃げれば良いのに、映画の見せ場の都合上、積極的に武器を振り回してワイワイやるアレです。
こちらに関しては当然イマジナリー満載で、ご都合主義で銃を乱射したりするのは当然ですが、カタナアクションがあったのは驚きでした(刀が小太刀なのか、出演者がデカイのか・・・)。
なんでこいつがこんなタイミングで死ぬの?とか、このシーン明らかに物理的におかしいっしょとか、そういうツッコミどころを楽しむ映画ですよ、今作。
悪く言えばオリジナルへ喧嘩を売っているような作品。しかし、よく言えばレジェンダリー・ピクチャーズらしい、CGのクオリティーが低い怪獣・特撮オタクが作った映画です。
個人的な今作最大のポイントは、キングコングがでかいところです。
オリジナルのがファーストのガンダムとすれば、今作のはサイコガンダムです(例えが悪い)。
また、今作のキングコングは、2005年のゴリラっぽいのではなく、筋肉質で人間臭い体型。つまり、これまたキンゴジに近いものになっていました。
さすがレジェンダリー、さすがオタク集団(いい意味の方)。でかくてムキムキなゴリラをあそこまでヒロイックにできるんですね。
他に登場するモンスターもなかカッコイイです。前作のムートー同様、どことなく物足りなく地味な雰囲気なものしかいないものの・・・だからこそキングコングといい感じに馴染めていたと思いました。
・・・・あーなるほど!だからムートーってあんな感じだったんか!!
ここからは超個人的な話です。
実は私、サミュエル・L・ジャクソンが嫌いです。大体スターウォーズが原因です。
今作にはそんな彼が出演するワケですが・・・・・・いやぁ、なかなかのクズで良かったです。
私大感激、トレイ・パーカーとマット・ストーンも大喜びでしょうね。
あと、やっぱしCGの塊系の怪獣映画って、キグルミの怪獣映画とはまた別の良さがありますよね。
ここで書くととてつもない量になるので伏せますが、やっぱしいいです。レジェンダリーやばいです。
言っておきますけど、今作はオリジナルっぽいキングコングを期待して観ると、相当タチの悪い最低な映画です。
一応美女と野獣的要素は引き継がれていましたが・・・とにかく、そういう悲しい映画とかそんなんじゃないです、ハイ。
あくまで怪獣映画、あくまでお祭り映画、あくまで娯楽作です。
是非IMAXで観てください。ヒロイックなデザインやアクションにスロー。
CGのクオリティーの低さなんか気にならんくらいに楽しいですよ、コレ。
全編クライマックス?ナイナイ。
この島では人間は虫ケラ?ウソウソ。
そんなんどんなクソ映画だよってハナシです。
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ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァ゙!!!!!!!!
↑クレジット後の私
【ストーリーにこだわりすぎたか…?】仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦
久しぶりに制作されたスーパーヒーロー大戦シリーズ最新作。
仮面ライダーエグゼイドと宇宙戦隊キュウレンジャーを中心に、2つのヒーロー達がタッグを組むお祭り映画である今作。
また、スーパーヒーロー大戦というわけで、ヒーローが多数参戦+オリジナルキャストも登場。
戦隊からは、ついこの間まで活躍していたアムを中心に、いつの間にやら過去の存在のマジイエロービートバスターやウッチー、そして髭の跡が消えなくなった八雲くんがオリジナルキャストで登場。
もちろんアム以外のジュウオウジャーも声の出演でみんな出てきますよ。
一方ライダーからは、電王のイマジン
アマゾンズはαがオリジナルなのは分かりました。
今作の特徴としては、登場するヒーローの数が、もの凄く絞られていることです。
バカみたいにたくさんヒーローが出るわけでなく、むしろタイトルの割に少ないと感じました。1号が登場しないのは珍しい・・・(劇場版のヒーロー者を観始めたのはつい最近ですので、知識が浅く確かなことじゃないです)。
これまで結構大胆に宣伝されてきた今作。
正直な感想、微妙に感じました。
いや、これですね、宣伝次第ではかなりいい映画になったはずなんですよ。
要は僕の勘違いですね。
今作は、よくあるスッカスカなお祭り映画のような宣伝がそれていますが、実際は
むしろストーリー性を重視していました。
しかも、そのストーリーの中心ポジション的キャラは、Mでもラッキーでも無いです。
誰かって、飛彩さんと・・・・・まさかのナーガです!
この手の映画でさえ予備知識ゼロで挑む私。びっくりでした。
まだ新しくキャラクターの印象が薄いキュウレンジャーの中で、特に薄い彼がこんなポジションに立つとは思ってもなかったです。
ナーガのキャラを活かした展開に、飛彩さんのTVシリーズでの成長を鮮明に描くシーン。
今作の主人公は彼ら二人なのではないでしょうか。
ただ、問題はそこにあります。
東映のスーパーヒーロー達(の一部)が集合して戦うお祭り映画・・・と思いきや、そこには『ちゃんと内容のあるストーリー』があっため、ものすごく戸惑ったワケです。
ちゃんとそういう映画として宣伝してくれたら良かったのですが・・・。終始あれ?あれれ?ってなってました。
イマジンズや陣さんが出てくるだけあって、時折ギャグが織り込まれており、そういうコメディ色は何ら問題なかったのですが・・・。
ストーリーとコメディ色に力を入れすぎて、作中のバトルのほとんどが、いかにも「楽しい時を造
要は、登場するヒーローを絞った割に、シリーズ一作目よりもスカスカしたバトルになってしまっている印象だったということです。
それに、オリジナルキャストで参戦したヒーローでさえ出番が少なく・・・あのクライマックスには驚きでした。
良くも悪くも、子供向け映画 兼 いい年してヒーロー大好き人間向け映画です。
ナーガのキャラを引き立たせ、飛彩さんの成長を鮮明にし、大人にしか分からないネタを織り交ぜながらも、子供向け要素もしっかりとしていました。
オリジナルキャストが登場しているものの、彼らがゲームキャラクターだという設定により、これまでのシリーズをぶち壊さないようにされていたことは高評価です。まぁディケイドに関してはその設定いらないと思いましたが・・・。
ただ各キャラの出番が少ない!!
バトルが圧倒的に短い!!
モモレンジャーってこんななの!?
ゴライダーがあるならば、仮面レンジャーとかあっても良かったんじゃないの!?
ジ・・・ジニス様・・・・・?なんでもうそんなポジションに・・・・?ジニス様・・・・・・ジニ・・・・・・・・
ともかく、アクション目当てでなければ凄くオススメです。・・・ってこれ特撮に言ったらあかんやつですやん。
キュウレンジャーとエグゼイドのIFストーリーとして、
ナーガに好感を持てる作品として、
飛彩さん結局熱い男だよなってなる作品として、
飛彩さんがエグゼイドの中で一番カッコイイんだよってのが分かる作品として、
飛彩さんのライダーキックがカッコよくてたまんない作品として、
飛彩さんいっぱいいる作品として、
飛彩さんの目つきってヒーローも悪役も行ける万能葱だよなって改めて思う作品として、
飛彩さんのクールなクセして、無謀だったり語彙力が無いことに萌える作品として、
飛彩さんのS.H.Figuartsが欲しくなる作品として、
結局いい映画でしたよ。
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【テレビシリーズの番外編として】劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
ウルトラマンとしては珍しく、人間臭さが全面的に出ており、前作のXとは真逆の作風が特色の『ウルトラマンオーブ』の劇場版です。
とりあえず、まずはテレビシリーズの方について書いていきます。
純粋にパワフルなヒーローとしてではなく、人間としての強さや、強い力を使うことによる代償への葛藤、そして敵味方の魅力的なキャラクター性がとても鮮明に描かれています。。
また、二人のウルトラマンの力を借りるという独特な戦術が話題となり、いやらしいオマージュや映像など、ストーリーだけでなく、単純なウルトラシリーズとしての評価も高い(たぶん)作品となっています。
ハイ、DXオーブリング持ってます。ハイ。だって過去作のオリジナルの変身音も収録されてますもん・・・・・。
では劇場版について書いていきましょう。
今作はタイトルの通り、ウルトラマンオーブが絆の力をお借りして強敵達に立ち向かうお話です。
なお、『絆』と言っても、テレビシリーズお馴染みの人とウルトラマンとの『絆』ではなく、ウルトラマン同士の『絆』です。よって、今作は番外編としてとして観ることがオススメでした。
ウルトラマンオーブのメインキャストは全員登場。ジャグラーさんのファン必見ですデュフフフフフ。
また、今作はコメディ色がテレビシリーズよりも強く、キャラクターが生き生きしています。子供より大人が笑ってましたが・・・。
改心した(?)ジャグラーさんはまともな人間になってつまらなくなった・・・と思いきや、味方側に立ったせいで、余計にミステリアスで気色悪くて気持ち悪くて寒気のするキャラクターになっていました(褒めてる)。
本編同様、SSPの皆さんや渋川のおっちゃんの妨害活躍も必見。
考えてみれば、こういうハイテンションなキャラクターしかいないのも、現代のウルトラマンの傾向としては凄く良いですよね。
今作、上映館こそ60館ちょっとという少なさですが、特撮として、アクションとして、かなりのクオリティの作品です。
劇場版恒例の生身のアクションはもちろん、冒頭の砂浜という誤魔化しの効きづらい環境下でのアクションは燃えました。
なぜギャラクトロンと戦うのかは一切謎ですが・・・まぁそこは子供向けの番組なので。
前作(劇場版ウルトラマンX)と同様、他のウルトラマンも参戦します。
ギンガ・ビクトリー・Xを中心(ギンガ、ビクトリーは声のみの出演)に、
そして何より、ウルトラセブンの登場でしょう。
まぁただのゲスト出演なんですが、彼の登場がホント印象的でした。
ギャグとクールさを両立させた、なかなか凝った登場をしてくれました。
ただ、個人的にはちょっと期待していた戦い方とは違いました。
ともかく、セブンの登場で、
今作で登場するオーブの新形態『オーブトリニティ』も大活躍。
ただ、結構印象が薄いです。
オーブオリジンの要素を含め、3体のウルトラマンの要素を混ぜながら、シンプルな外見を維持していたこれまでの各形態。ただ、この『オーブトリニティ』は、4体のウルトラマンの要素プラス専用武器で、かなりゴチャゴチャした印象になっています。
そこにはオーブらしさが正直言って無いです。
決して悪いデザインではないのですが、これまでとの方向性の違いに、違和感を受けました。
総合的に言うと、ちゃんとおもしろくできています。
ただ、作品の内容自体はテレビシリーズとはあまり関わりの無い(世界観は同じですが、番外編敵要素が強い)です。
要は、番外編に興味ない、もしくはテレビシリーズに満足している方は、今作を見る必要性はあまり無い、ということです。
ただ純粋に、オーブを大画面で観たい、ウルトラマンの活躍を観たい、セブンのマッシブかつスタイリッシュで威圧的な(略)を堪能したい方向けです。
それはともかく、気になるのは次回作ですよね。ガイアを、とにかくガイアを出してくだされ。
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第89回アカデミー賞授賞式の"トランプ批判"について
今回のアカデミー賞授賞式はなかなか変な感じでしたね。
作品賞受賞のムーンライト。
確かにいい映画っぽいですが、前回のアカデミー賞の流れからして、「前回白人ばっかり受賞で批判食らったから、今回は黒人ばっかりの映画に作品賞あげたろ!」っていう雰囲気を感じました。
最初に作品賞を間違えてラ・ラ・ランドと公表したことが、かなりのマイナスになったのでしょう。
それはともかく、今回の授賞式で一番気に食わないのが、タイトルの通りトランプ批判です。
言っておきますが、私だってトランプは支持していません(クリントンも)し、彼が様々な芸術、文化の敵である立場に立っている事は分かっています。
ただ、なぜこういう世界中で注目される場で、わざわざ露骨に個人を否定するのでしょうか。
アカデミー賞とは、クソみたいな映画だけど、ワンポイントだけ優れている映画を表彰し、後世へと映画の素晴らしさを伝えていくものです。
アカデミー賞を受賞した作品の中には社会問題を浮き彫りにさせた映画もありますので、社会風刺や現代社会を悲観的に捉えるようなこと自体はやってもいいんです。
ただ、今回に関しては社会風刺とかそういうものではなく、個人の一方的な思想を「一方的だ」と一方的に批判しているのでは?
悪く言えばヘイトと言うものでしょうか。
もっと言えば、(バックレるのはともかく)トランプのTwitterアカウントにメッセージを送信したアレ。
あー、こういうのがYouTubeとかで筋違いなディスり方してるんかぁ・・・・。
「みんなー!これから一人を精神的に攻撃するよー!!皆でやるから人権侵害じゃないよー!!!」
・・・・っていう自己満足、パフォーマンスですね、ハイ。
今回の記事で書きたいことはこれだけです。
ただのグチです。ブーメランです。
おしまい。
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