【なんだろうこの複雑なキモチ】マーベル・シネマティック・ユニバース
アース19999、マーベル・シネマティック・ユニバース、MCU、アベンジャーズ計画、アベンジャーズシリーズ、etc…
色々な呼び方がありますよね。めんどくさい。
ではでは、今回はそんなマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)について語っていきます。
MCUとは!
アイアンマンから始まった(日本ではインクレディブル・ハルクが先でした)、同一の世界で複数のヒーローが登場するシリーズ!
シリーズは現在公開されたものだけでも12本!公開予定なものを合わせればうんたらかんたら!!
制作スタジオがディズニーに買収されてからさらにウハウハだけど、スタジオと一緒に日本人の恨みも買っちゃったぞ!!………………こんにゃろうディズニー覚えとけよ(何もできない)!!!
大傑作なアベンジャーズとキャプテン・アメリカ2!まさかの傑作なガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(邦題に『ザ』はなぜかありませんこんにゃろう)!そしてみんな大嫌いなアイアンマン2!!!ごめんなさい。
そんな波ありなシリーズですが、ヒーロー好きな方にはマジでヤバイですよコレ。
さてさて、今回はMCUについて語っていくわけですが、言いたいことがたくさんあります、ハイ。全作観てる方なら分かりませんか?あの複雑なキモチ、メッチャ褒めたいとこもあれば、普通にムカついたとこもあるってやつです。
決して悪いシリーズじゃあないんです。ただ、微妙なのが多すぎるんです。
シリーズ一作目のアイアンマンで微妙だし、マイティ・ソーもなんか違う、アイアンマン2はアレでアイアンマン3も微妙、マイティ・ソー2も微妙、アベンジャーズ2は尺の問題、アントマンは待たせた割に期待とは違った、こんな感じ。なんでしょうか、もっと一作を大切にしてほしいです。
アベンジャーズのために作品を作って、そんでアベンジャーズにて全員集合でドンチャン騒ぎ。まぁ、百歩譲ってアベンジャーズまでの道のりを微妙な線で行くのはいいとしますよ。でも、肝心なアベンジャーズでも微妙な結果になっちゃあマズいでしょ。
もう一つ不満、キャラクターを大切にしないことです。
まあ、原作とは平行世界なものの別世界ですので、誰が死のうがどうってことナシです。ただ、ヴィランもそうですしヒーローもそう、すぐ殺すしサイド寄りキャラに華がないんです。
それのせいで「結局お前は何なんだ」とかなりますし、めっちゃくちゃ楽しみにしてたキャラが普通に死んだりしてショックを受けたりしてしまうんですよ。ひどい時にはまずヴィランが空気になってたり(゜ω 。)
複数の作品を通して登場するヴィランって、何が出てきます?ロキ、サノス…ウィンター・ソルジャーはノーカウントで、あとは……出てこないです。
ただ、そういう不満もあれば、良い所もあるんです。
例えばファンの要望にしっかり応えること。ファンが待っていたヒーロー大集合はもちろん、ヒーロー同士のアツいバトル、原作をオマージュしたシーンなどですね。
しかし、私が「これがいい!ってのは何?」と訊かれたら、キャスティングと答えます。なぜかって、そりゃ見たら分かります。
ニックは(アルティメット・マーベル・ユニバース版のニックの)モチーフとなったその人なので置いときます。
とにかくハマり役が多いんです。顔が似てるとかじゃなくて、役者全員が楽しそうにキャラになりきっているので凄く自然に見えるんです。たまに大物俳優を使ってずっこけますがね(´・ω・`)
特にお気に入りは…無理、みんなお気に入りや。
他にも凄いいいところってあるんですよ。ロケ撮影とか、キャップのワイヤーアクション、アイアンマンのガショーンガショーンとか。それにマイナーだったガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーをあれだけカッコよくした上に人気にしちゃったり。
とにかくこのシリーズ、見る所が「待ってました!」ってのもあれば、マニアックなところを突いてきたりとかするんです。それでマイナーをメジャーにしちゃったりして、そういう面はホントに素晴らしいんです。
言いたいことをまとめます。
このシリーズは、キャップ2やアベンジャーズ、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーなど、高評価の作品だけを見ればホントに素晴らしいんです。しかし、逆に面白くない作品も少なくはないため、総合的に見ると『微妙』という感想になるんです。
面白いんだけど面白くない、
カッコいいんだけど迫力がない、
アイアンマンが未だに一人でメインヴィランを倒したことがない、
アイアンマンが登場するとなぜか地味になる、
アイアンマンはカッコいいのに脚本が面白くない、
などなど(アイアンマンの不満ばっかじゃねぇか!)。
凄い複雑なキモチです。後にそんな感情もすっ飛ばしてくれるのを願います。