これからのレビュー
『ゼロ・グラビティ』の時に予告なしにちょっとやってしまっていますが、今後からレビューのやり方を変えて行こうと思います。
それは、
「得点」の追加
です。
これまで、点数付けしてしまうと、どうしても拒否感を覚えてしてしまう方がいるかもしれないと思い、これまで作品に得点はつけない方針でブログを書いていきました。
現に私もその中の一人です。
一口に映画と言っても、ジャンルは様々です。アクションもあれば、ヒューマンドラマやサスペンス、ホラーもあります。フィクションに止まらず、実際に何年間も密着し続けた、100%ノンフィクションな映画だってあります。
では、そんな作品たちを、監督や脚本家、役者などの多くの人物が集まって作られた芸術を、1つの物にして数字を付けてしまうのはどうなのでしょう。以前までは、それは失礼に値し、やるべきでないことだと考えていました。
しかし、考えてみると、これまで作品に文句を言ったり、人をからかったような発言をしたりしている地点で、私は失礼な人間です。匿名を利用して言いたい放題するアレです。
言いたい放題、つまり得点を付けているようなものです(失礼な点という共通点で)。そこで、失礼な私は、あえて作品に得点を付けてしまおうと考えました。ただ、少々大雑把にやります。
・基準はナシの100点満点採点です。
・映画という一つのジャンルとしての採点ではなく、その作品だけを観て、その場でさっと決めます。
・他作品の得点を見てしまうと基準が発生してしまうので、それは見ず、気にせずに採点します。
・あくまでテキトーに考えたものですので、得点が異なっても同じ面白さ、もしくは得点が低い方が面白かったということがあるかもしれません。
要は、レビューする作品だけを見て採点します。「映画として」でもなく、「そのジャンルの中で」でもありません。「この映画は」としてです。作品のテーマやストーリーなど、全体がマッチしているか、美味しい所をちゃんとつかめているか、観る人を楽しませてくれているかとしての採点です。
目安として見てください。
ストーリーの盛り上がり、分かりやすさ(場合によって難しさ)などの点数。
・テリング
キャラクターの感情表現力、感情の伝わりやすさ(場合によっては伝わりにくさ)。
・バランス
『ストーリー』と『テリング』のバランスの良さ。一方に力を入れすぎて、一方に全く面白味を感じないときは、低い点数になります。
・キャラクター
キャラクターの個性の分かりやすさ。しっかりと個性的なキャラクターを生かしきれているかなど。
・リズム
話の流れの良さ。モタモタしてたり、ストーリーの進まない休息の部分が長すぎたり、あるいは無かったりすると、低い点数になります。
・『特別項目』
作品によって異なります。例えば、アクションなら『迫力』、ドラマならば『感動』など。悪い作品にはネガティブな項目にもなる場合もあります。
・総合
すべてを通しての得点。どれだけおもしろいか、あるいはどれだけおもしろくないかを数値にして分かりやすく出したものです。
以上です。
これからも趣味全開にやっていきますので、よろしくお願いします。