えいがきのえいが【90年代生まれ視点の映画レビュー】

90年代生まれ視点の映画レビュー 当ブログは個人的な意見をバカ正直に綴ったもので、映画の品質を保証するものでもありません。映画を否定しても、その映画に関わった人物を否定しているのではありません。例え人をバカにしても、それはその人を尊重した上での行為です。

トランスモーファー-人類最終戦争-【ぐっ・・・・・これは・・・・・・】


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 レンタルコーナーに行くとだいたいある、オリジナルに紛れしれっと陳列している、いわゆるパチモノ映画。
 「パチモノ映画といえば?」と訊かれて、第一にコレが出てくる人は結構いると思います。

 というわけで、今回は
『トランスモーファー-人類最終戦争-』
(Transmorphers)
について話していきましょう。



 舞台は未来の世界。異星人の存在に気が付いた人類は、彼らと交信すべくシグナルを送る。しかし、5年後、彼らから返ってきた返事は「宣戦布告」であった。
 数時間で人類は壊滅し、生き残ったアメリカ系の人類は地下での暮らしを始めた。
 それから数百年が経った時、ついに人類が立ち上がり、脅威のロボットエイリアンに立ち向かうのであった!!



 まず、恐らくみんな思うこと。

原題もトランスモーファーかよ!!

 まあとにかく、本題行きましょう。

 名前の通りパチモ・・・2007年公開のトランスフォーマーへのオマージュが効いた作品です。

 もちろん、フタを開ければプレステ1世代くらいの安っぽいCGと、しょっぼいドンパチ(しかも弾速がメチャクチャ遅い光弾!!)なワケですが・・・。

 

悲しいことに、
オリジナルより観やすいんです。

 急いで書いたようなシナリオや、急いで編集したような視覚効果、そして役者のスッカスカな演技(特にドンパチ)。

 映画界としてはクッソみたいな要素が今作に集結し、一周回って楽しくなってます。



 超大作にしちゃうと、リサイクルすらできないゴミと化すクオリティの今作。低予算&短期間で制作されたからこそ、まともに観られるんでしょうね。
 むしろ面白かったです(笑)。

 おやおや?オリジナルより観やすい・・・オリジナルはクオリティがちょっとアレ・・・おやおや???



 今作の見どころはいーっぱいあります。・・・というかツッコミどころです。

 まず一つは、キャラクターの設定に、無駄にしっかりとした個性があるところ。コレ、こんなクオリティの映画には手に余るんじゃないのかって思いましたよ。

 だって主人公が目覚めたら妻が同性婚してるんですよ。ワケわかんないっすよ。

 次にさっきから何回か挙げてるドンパチ。
 おもちゃみたいなのをゆらしたり、トリガーをポチポチ押したり(しかも押すのと弾が出るのとタイミングがおかしい)と・・・。
 それに弾速がありえないくらいに遅いのなんの。スター・ウォーズの銃より遅いです。目で追えます。・・・避けれんじゃね?
 ちなみに、ロボに銃が効かなくても、蹴ればすっ飛びます。

 その他たくさんツッコミど・・・見どころがあるわけですが、何よりも一番の見どころは、ロケーションです。
 では、上の斜体で書いてあるあらすじの中で、これを抜き出してみましょう。

それから数百年が経った時、ついに人類が立ち上がり、脅威のロボットエイリアンに立ち向かうのであった!!

 さて、これを踏まえて本編を見ていくと・・・・・・・・・

意外に廃れてない!!

 そう、人の手がつかないまま数百年が経つのなら、もはや何もかもがボロボロのはず・・・。ところがどっこい、壁の落書きは綺麗に残り、高級車のカウルは腐食が全く進んでいません。
 なんかもう、笑えてきますよ。

 この映画、単純に面白かったです。ただ、映画がいい作品かどうかを訊かれると・・・・そりゃもうひどい映画ですよ。
 ただ、今作は見え見えの低予算映画だということがクッション材となり、一周回って面白いわけです。

 この映画で学んだことは、どんなゴミみたいなクソ映画でも、しっかりと愛があり、手作り感を変に隠さない作品であれば面白くなるということでした。
 続編もあるようなので、みなさん、ぜひオリジナル版と間違えて観てくださいね!



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 ハイ、今回は
トランスフォーマー』(Transformers)
について話していきます。



 今作は世界的に、世代を超えて大人気で、何度もアニメ化されている変形ロボットおもちゃ、『トランスフォーマー』を実写映画化したものです。



 ストーリーは言うまでもないですよね。いつもの流れです。
 というわけで、正直ストーリーなんて正直どうでもいいという感じで観ました。まあ、そこは問題なかったですね。



 ただですよ。
 これ考えてください。

 ガシガシ動くカッコいいロボと、IMAXと爆発とカメラをうねうね動かすのが大好きなマイケル・ベイ

 モノすっごく悪い組み合わせですよね。とにかく悪い予感が世界中に広がったようで・・・。
 そして公開された結果・・・・・・やはりダメでした。

 映画そのものの評価は高く、大人気シリーズにはなってはいます。
 ただ、今作は観るとかなーーーーーり疲れます。その上、子供向けおもちゃの映画なのに、表現が大人向けだというヤツです。

 まず一つ、上で書いてある通り、主人公の「ノ」の連呼。なんかあるたびにずーとノノノノ言ってます。

 次に、ヒロインに色気を出しちゃっているところ。
 これ、元々子供向けのおもちゃですよね?もうびっくりびっくり。別の映画でやれやってヤツです。

 そして一番の問題点。ロボットが何やっているのかがさっぱり分からないことです。
 無駄に細かく動くのに、カメラがうねうねうねうね。それに敵側の軍団、ディセプティコンが銀一色なので、これまたよくわからない。悪い言い方ですが、ひたすらメタリックカラーの塊がごちゃごちゃ動いてるだけです。
 ・・・もしや2回観ろと?!コマ送りしてじっくり観ろと?!疲れるわ!!!!



 さっきから散々文句を言っていますが、私は一応、このシリーズは全作観ています。
 わけわからないCGの何かしらを見せられるものの、デザインはカッコイイですし(スタースクリームは除く)、たまに出て来るタイマン勝負の殴り合いはアツイですしね(スタースクリームは除く)。

 完全オリジナル作品であればシリーズ化もせずにただのゴ・・・残念な作品になってただろうという作品でしょうね。
 これはX-MENにも通じますね。ラストをもっと爽快にすればまだマシになるかもしれませんね。

 また続編が制作されるので、楽しみにしてますよ、一応。
 監督・・・・・・・・・・・・変わんないのかぁ・・・。



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 空飛ぶイケメンはただの汚いオッサンに成り下がってるのは許しがたい。

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 今回は人間とA.I.のラブストーリーという、将来ホントにあり得そうなことを題材にした作品、

her/世界でひとつの彼女』(her)

について話していきます。

 

 

 

 

 

 

得点

ストーリー:86

テリング:97

バランス:78

キャラクター:88

リズム:80

リアルさ:75

総合:88

得点は、100点満点で、その場で適当に付けたものであります。統一性はありませんし、作品の良し悪しを保証するものでもありません。

 

 

 

 今作、ちょっと抵抗があってずっと観ていませんでした

 なぜっていうと、以前当ブログで描いた通り、MCUのブラック・ウィドウ役でおなじみスカヨハが、個人的に苦手だからです。ただ、こういう『どんな結末になっても作品が成り立つ』という映画はかなり好きで、機会があればぜひ借りたい!という感情はありました。そんでもって機会があったので観てみたわけです。

 

 まぁそれはどうでもいいですね。

 そんで、観た結果、めっちゃくちゃいい映画でした。「これ観てくれ」とおススメできるくらいのものでしたわけですが、それが私らしくないおススメの仕方なんですよ。

 

 この作品、ぜひとも吹き替えで観てください。

 

 今作、よく考えてみると字幕版はアメリカ以外の国では不利な映画なんです。原因は、ヒロインがA.I.だということです。ヒロインがA.I.、つまり、メインキャラクターに声でしか登場できないキャラクターがいるということです。

 やってみると分かるのですが、日常的にアメリカンな英語を聞くことができない方にとっては、視覚による表情なしに英語を聞いても、どんな感情で話しているのかが分かりにくいんです。今作はそれに見事突かれてしまっています。

 

 私は最初、今作を字幕で見ていたのですが、A.I.の感情がさっぱり伝わらず、途中で吹き替えにして観なおしました。

 さすがに今作はタレント吹き替えをしていないため、なかなかのもんです。ガッツリ日本に馴染んでしまっている方は、たとえ字幕版の方が好きだとしても、今作に限っては吹き替えのほうが好きだという方が多いでしょう。なんせA.I.のボイスが綾波レイの中の人ですし。やな感じー‼

 

 

 

 今作、異色なテーマの作品ではあるものの、そこにはSF感は薄く(舞台が近未来のため、コンピュータ系統はSFチックですが)、むしろものすごく近く感じで、リアリティのあるラブストーリーに仕上がっています

 

 声だけのヒロイン、だからこそ色濃くなるもの。それは親密感です。

 肉体的な関係を持つことができず、声だけでしかコミュニケーションをとることができないという制限。その制限が、かえって親密感を色濃く表現するのです。

 無駄にイチャついて、結果的に空っぽのラブストーリーになるというありたきりな作品ではないというのが今作です。

 

 

 

 手紙のの代筆ライターをする主人公オセドアが、妻と別れ、意気消沈している中、A.I.のサマンサと出会い、そこから彼女と親密な関係を作ります。

 その関係を築いていく中で起こる亀裂や葛藤、そして身の回りの人間との関わり。それらがすべて繋がり、サマンサの驚くべき事実が明かされたとき、繋がっていったものはすべて崩れ去ってしまうわけです。

 

 ろうそくのように静かに火が付き、悠々と燃え、その火はやがて静かに消える。例えるとそんな感じになる映画でした。我ながら例えが気持ち悪い。

 甘くも切ないです。そして燃えカスが残るような終わり方は、観る人にちょっとした希望を与えてくれます。

 

 

 

 いやぁ、いい話ですよホントに。今回、全然ふざけてないですもん。

 本当にお勧めしますよ。

劇中でセックスしますけど。

 

劇中でセックスしますけど

 

 

 

 

劇中でセックスしますけど

 

 

 

 

なんかDSにこの映画みたいな感じのゲームあったよね‼!女子高生といろいろするやつ。 

 

 

 

 

私が今まで観てきた、おもしろかった映画、つまらなかった映画

 よくよく考えたら、ブログ内で私の好きな映画の種類がぼやけて不透明だったので、今回はおもしろかった映画、つまらなかった映画の、それぞれの一部を軽くまとめてみます。理由も挙げていきましょう。

 なお、微妙だった映画は余計にややこしくなる気がするので、挙げないようにします。

 


 

おもしろかった映画

 アメコミらしいアクションと、質の高いサスペンス。一見アンバランスながらも、自然に調和されている。アクションがバランスよく盛り込まれており、ヒーローが大好きな子供から、内容も楽しみたい大人まで、どんな人でも楽しめる作品かと。

 

  • チョコレート・ドーナツ

 同性愛者が不当な扱いを受ける差別をされ、障害者は同情という名の差別を受けていた時代。ゲイのカップルが、母親が逮捕され、孤児となったダウン症の子供と一緒に暮らすことになる・・・。幸せな生活の後に迫る苦悩、苦痛、差別。フェードがかかったように終わる物語には悲しくなると同時に、自分への無力さを感じる名作。

 

  • her/世界に一つだけの彼女

 人間とAIのラブストーリー。声フェチ専用だとか、ブラック・ウィドウだとかの偏見なんてぶち壊して観てみよう。『言葉』を最大限に生かしたエロさがいいです。・・・資格でもエロいですけどね。外国人の感情を感じにくい方でも、吹き替えが素晴らしいのでおすすめ。むしろ吹き替えのほうがいいですよ。

 

 子供たちだけで、死体を探しに線路をたどって旅をする。子供に戻って観れる。終わりにぱっと元の時間に戻って、純粋な子供を忘れた自分に気が付きます。見れば見るほど懐かしく、悲しくなります・・・。

 

 なぜか嫌われる時が多い作品。シリアスな路線と、1作目のあえて地味目にしたっていうのが、なんでも派手にしろとうるさい人に嫌われ打ち切りになってしまった真に、真に真に悔いの残るシリーズです。個人的に。ヒロインはこっちのほうが断然いいです。

 

  • (500)日のサマー

 アメスパのマーク・ウェブ監督の長編映画デビュー作。付き合った女がとんだクソ女だったお話。甘くて切なくてムカついて、いろんな感情を楽しんで、最後はなかなかいい終わり方をします。いやぁ、クソみたいな女でもこんなことが・・・・。

 

 超簡単なストーリー。簡潔でハラハラドキドキ。OPも超いいです。

 

  • SAW

 俳優さえ目をつむれば、ミステリーとして、ホラーとして、スリラーとして完璧な作品です。ヤワめのグロさがアクセントになってドキドキ。ラストの切り株はヤバいです。

 

  • SAW 6

 酷いのもあればしょうもないのもあるシリーズで、一番グロくて一番酷い作品。スプラッター映画入門には絶対無理です。

 

 主人公が危険予知をして、訪れる死から避ける。しかし、それは「死を一時的に回避した」だけであり、『死』は再び訪れるのであった・・・。

 ゆっくり消えていったスプラッター映画のシリーズの第二弾。これより後の作品はお金が入って少々派手すぎになってしまいます。今作が一番シンプルでいい感じのグロさ。もちろんスプラッター映画入門はお勧めできません。明らかに作り物な形のアレも出てきますぜ。

 

 ジョーカーが最強。

 

 特撮界の名作。かわいい、カッコいい。3作目は遠回しに超怖いし遠回しにエロい。TV放送したら児ポ法にうるさい人がギャーギャー騒ぎそうな気がする。

 

eigaki.hatenablog.com

 

 

 吹き替えはアレだけど、字幕版は3回くらい見るとラストで泣きます。さりげなくアカデミー賞ロミネート作品の一つ。『カイルのババァはスーパー・ビッチ』や『ブレイム・カナダ』などの名曲あり、正直、いまのディズニーより曲のセンスがいい。ホントに。

 

 現実世界にヒーローがいたら?という作品。原作をしっかり再現し、程よいアレンジを加えられておもしろいです。ロールシャッハがカッコいい。

 

 仮面ライダーだからってバカにできない作品。そもそも、ファイズ自体、TV版もエグい作品ですけどね。TV版とは別の世界として繰り広げられる物語。この仮面ライダーは室内バトルがホントに似合う。

 

 同時間に様々な視点で描かれる物語。なかなか個性的な話の流れにのめり込み。ラストはほんのり青春を感じます。

 

  • 休暇

 留置所に務める主人公。彼は休暇を使い、女性とその子供と一緒にひと時を過ごしていた。しかし、その休暇には重い経緯があってのものであった・・・・。

 悲しいというより苦しい。いい話だけど、すごくもやもやする。いい意味で。

 

 ハリウッドでリメイク的なものが作られたことがあり、様々なアクション映画に影響を与えた作品。シンプルなストーリーにド派手な表現。白黒映画あなどれなし!

 

 伝説の最期編は微妙だったけど、こっちはホントにおもしろい。一部キャストはアレ。

 

 焦らして焦らして・・・・・ドーン!超怖い!!

 

 子供は素晴らしい。泣けるの間違いなし。

 

 3作すべてモチーフが異なり、全部違う楽しみ方ができます。「壮大なのに地味なのが良い」の金字塔。

 

 

 

つまらなかった映画

 何も起きないまま終わる。ホントに。

eigaki.hatenablog.com

 

 

 確かに映像美はいい。しかし、長いわりに、これと言って話に進展がなくてあまり好きではないです。

 

 『間』が長すぎて疲れる。『間』が長いくせに90分という短さ。・・・・もう、わかりますよね。

eigaki.hatenablog.com

 

 

  • 大脱出

 シュワちゃんが「お前のかーちゃんの舌使いはよかったぞ」って県下の売り方してたのは覚えてます。

 

  • SAW5

 シリーズ1で面白くない、というより、流し見で十分なやつ。

 

 そもそもこんな映画はなかったんだよ。そうしようよ。

 

 怪獣映画としては評価できる出来らしいですが、個人的にどっかで見たことある展開と寒いギャグがものすっごいつまんなかったです。ちなみにゴッドジラはアレはアレで好きです。

 

 主人公がわからない、アリスはそんなことしなくていい、ということがわかる映画。

 続編が作られるみたいですね。

 

 ホラーはホラーだけど怖くないです。これっぽっち。主人公がアレだし、イタコさんとおじいちゃんが普通にいらない。

 

 

 

 今回は以上です。またやるかもしれません。

 今後も。当ブログをよろしくお願いしますね。

 

以下、今回紹介した作品です。

ぜひ一通りご覧になってくださいね↓

 

 

 

 

 

 

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ【サスペンス仕立ての、スーパーヒーロー達による私と・・・死闘】

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ-オリジナル・サウンドトラック

 

 

 

 もしかして、いや、もしかしなくてもアベンジャーズよりおもしろかった『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編、

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(Captain Amerikca: Civil War)』

について、今回は話していきましょう。

 

 

 

 今作は、クロスオーバー作品の中でもかなりの高評価を得ている作品、『Civil War』をベースに、キャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を描くものです。 

 

 スーパーヒーロー同士が戦う、禁断の戦いですね・・・ってあれ?あれあれ?これどっかで・・・・バットマ・・・・・あれ??

 

 

 

得点

  1. ストーリー:86
  2. テリング:79
  3. バランス:90
  4. キャラクター:80
  5. リズム:87
  6. アツさ:97
  7. 総合:96

得点は、100点満点で、その場で適当に付けたものであります。統一性はありませんし、作品の良し悪しを保証するものでもありません。

 

 

 

 とりあえず、初めのほうだけストーリーをサクッと。

 

 アイアンマンの登場から(2008)やりたい放題によって、世界を救うと同時に大きな被害を発生させてきたスーパーヒーロー達。

 ラゴス生物兵器が狙われるテロが発生。クロスボーンズ率いるテロ集団に、キャップ(スティーブ・ロジャース)ファルコン(サム・ウィルソン)ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)が戦いを挑む。しかし、戦いによって町に大きな被害が生じてしまう。

 一方アイアンマンことトニー・スタークは、学生の研究に補助金を払いますと大胆発言をした後、ウルトロンとの戦いで息子を失った女性に八つ当たりを食らい、かなり落ち込む。

 世界を救うと同時に、大きな被害をもたらし続け、国境を平然と侵すアベンジャーズに、米国国務長官が『ソコヴィア協定』というものを作成することをメンバー達(ソー、ハルクはもちろん除き、ホークアイはすでにチームを引退している)に告げる。

 3以降に立ち直ったと思いきやまたもチキンになってるトニーが賛成的な姿勢をとる一方、90代のおじいちゃんキャップは否定的な姿勢をとる。

 この意見の食い違いにより関係はほんの少しづつ悪化。お互いを尊重しあいつつも、対立の関係になっていくのであった・・・。

 

 

 

 今作、予告の通り、2人の新ヒーローが登場します。

 

 一人はブラック・パンサー

ブラックパンサー (ShoPro Books)

 ワ・・・・ワカ・・・・・ワカニャ・・・・・・・ワカンダの王である称号。今作では王から王へと受け継がれる存在。とある復讐心によってアイアンマン側に立つ。

 黒のレオタードの変態どころか、マッシブボディで軽やかなスーツは超カッコいいです。

 

 そしてみんな大好き、親愛なる隣人、アメイジングでアルティメットなスパイダーマン

アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー (MARVEL)

 ご存じニューヨークでしか活躍することができないという、意外にしょうもない等身大スーパーヒーロー。

 もう説明する必要もな・・・い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マーク・ウェブ・・・・・・・あなたは何も悪くない・・・・・・・・・・・・・。

 今作はまたまた高校生に。メイおばさんが綺麗な人だってのをやけにアピールしたがる年頃。陰で活躍していたらしく、スタークに釣られてアイアンマン側に。

 今作でやっと目が動いて顔に表情付けができるようになりました。しかも、リアリティを出すためにちゃっかり目が機械的に動いてるっていうね。

 うん、期待とはうらはら、かわいかったよスパイディ。おちゃめおちゃめ。うららかうららか。

 

 

 

ここでチームごとにヒーローを分けてみましょう。

 

チーム・キャプテン・アメリカ(反対派)

 

チーム・アイアンマン(賛成派)

 

チーム・ハブられ

  • ニック・フューリー
  • ヴァージニア・"ペッパー"・ポッツ
  • マリア・ヒル

 

 

 

 いやあいいですよ今作も。サスペンス色で描かれるアメコミヒーロー、これこそ我々の見たいMCUですよ。もういっそのことキャップだけやってくれ。・・・嘘だよ、たぶん。

 

 『エイジ・オブ・ウルトロン』でホークアイに負けて結構空気になっていた彼が、今度はとてつもなく強くなって主人公の座に!それに彼はめちゃくちゃ強くなってます。「いつの間に鉄ぶん殴れるようになってんだ」っていうのはナシで。キャップの特技、シールドスローはもちろん、軍人らしい(軍人だけど)格闘技がカッコいいです。前作『ウィンター・ソルジャー』とは違った環境で戦い、スタイリッシュなバトルや面と面が向き合ったバトルなど、様々なアクションをたくさん見せてくれます。

 

 キャップのアクションの進化もそうですが、他のスーパーヒーローの進化もすごいですよ

 

 まずファルコン

 これまではではちょっと物足りない程度のアクションでしたが、今作ではしょっぱなから飛び回って飛び回って・・・・・とにかく飛び回ります。カッコいい。ガジェットも登場、カッコいい。

 

 そして個人的にあんまり好きじゃないブラック・ウィドウ

 前作よりもセクシーに戦いますよ。ちなみにあんまり光りません。敵の体に乗っかりぐるんぐるん、バキッと。うん、カッコいい。

 

 続いてアントマン

 彼はよく頑張ったよ、マジで。変わらずカッコよくはなかったけど、愛着は湧くよ、うん。

 

 他は・・・まあほどほどに弱くなったり弱くなったり弱くなったり。

 とりあえず、アイアンマンはハイテクになったけど弱くなってました。まったく、Mark42は何だったんだよ。

 

 

 

 今作の見どころは・・・・・・・何なんでしょうね。

 

 コレ!っていう見どころって出てこないんですよね、今作は。

 別に悪い意味じゃないんですよ。全部が面白くて、逆に見どころが出ないんですよ。むしろいい意味なんですよ!

 

 今作はヒーロー同士の対決を描くわけであって、だからそれを強く描かなきゃいけないわけなんです。作ではそれがしっかりできてはいます。ただ、それと同レベルの前置きを作ってしまったことで、ちょいと残念なことになっちゃってるんですよ。

 なにせクロスボーンズとの戦いを序盤に織り込んでしまうのはちょっとなぁって感じでしたもん。まあ、一人でクロスボーンズとの闘いがキャップが孤立した後の展開と思ってただけなんですけどね。

 

ソコヴィア協定の著名を依頼。

キャップ孤立。

クロスボーン登場。大きな被害が発生。

著名をするよう説得するトニー。

しかし、キャップはそれに応じ

ず。二人は対立し始める。

キャップ逃走、指名手配に。

2チームに分かれシビル・ウォーが勃発。

 

 こういう流れだと結構いい感じになるんじゃないかなって感じでした。フェードをかけて迫力を増幅させるべきだったのではないでしょうか。

 『ウィンター・ソルジャー』の成功から、かなりの期待を持っていた私です。しかし、加速と失速を繰り返すという、『エイジ・オブ・ウルトロン』でやらかしたことを掘り返してしまったということには少々ガックシでした

 

 

 

 今作は前作『ウィンター・ソルジャー』のリアリティなバトルに加え、『マイティ・ソー/ダークワールド』のギャグを織り交ぜたバトルがあります。

 それもこれも、みんなアントマンスパイダーマンのせぃ・・・・おかげですよ。コミカルなアントマンと、クソうるさい(いい意味で)スパイディが登場すれば、そりゃ場は明るくなりますしね。

 ギャグがあるというのは、彼らだけに限りません。ウィンター・ソルジャーことジェームズ・"バッキー"・バーンとサムのやり取りです。まさかバッキーがネタキャラに走るとは思いませんでしたよ。かわいらしい。まぁ前作みたいなキャラのままでやられても困るだけですしね。

 

 

 

 そんでもって、登場する各ヒーローは、ほとんどしっかり活躍してますよ。ほとんど。一名、矢を変な飛ばし方して、弓を弓じゃない使い方をして罰が当たってた人がいましたがね。みんな大活躍でしたよ。

 ただ殴るけるじゃなくて、個々が特技や個性を駆使して戦うので、見ててアツいです。ペチャクチャうるさいですけど。

 

 

 

 とりあえず、今作は今までのMCUの風呂敷をさらに広げるために制作された感じでしたね。

 

 Dr.ストレンジやキャプテン・マーベルという、新メンバーが登場する前ににこういうクロスオーバーをしてしまうのはちょっと早いかと思いましたが、アベンジャーズ3に向けてチームを2分割しちゃうっていう展開は大好きです。

 それに、わりと不安定なキャラだったキャップが、今作で明確になりましたしね。

 

 フェーズ2での、アベンジャーズ2となんの繋がりの無い単独映画らとは異なり、今作はしっかりアベンジャーズの「その後」を描き、伏線というか、ファンにいろいろな想像をさせて、大きな期待を持たせることができたと思います。まあ、そんなことさせてがっかりさせたのがアベンジャーズ2ですけど。

 

 

 

 今作は、これを観なきゃMCUは語れんぞというやつです。そんくらいけっこう重要な話でした。面白いですしね。

 まだMCUの作品を観てない方は、ぜひ今から前作12作を観て、劇場に足を運んでくださいね!・・・・・無茶か。

 

 

 

 少しづつ空気になっていくサノスはそろそろ大きく動き始める頃でしょうか。知ってますか?まだアベンジャーズのメンバーってサノスのこと知らないんでっせ。

 かわいそうなサノス。早くメイン・使い捨て・ヴィランとして登場できるといいね。

 

 

 

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ-オリジナル・サウンドトラック

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シビル・ウォー【限定生産・普及版】 (MARVEL)

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:プレリュード

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:プレリュード

 

 

 

 

 ブラックウィドウってなんでアベンジャーズ2で光ってたんでしょうね。あれ昼間の戦いなのに。

【ド迫力の・・・・ワンダーウーマン・・・・・】バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

 

Ost: Batman V Superman

↑目が大きめですよね、このシリーズのキャスティング。いい意味で。

 

 今回は、バットマンとスーパーマンの対決を描き、実写版ジャスティス・リーグの展開を目的とした、現在公開中の

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生Batman v Superman: Dawn of Justice)』
の感想を話していきます。
 
 
 
 今作は、スーパーマンのリブート、マン・オブ・スティールの続編であり、DCエクステンディッド・ユニバース作品の第二作目です。
 『スーサイド・スクワッド』のチラシに「『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に続く、DCフィルムズ第2弾」って書いてあるのは秘密だぞ!!
 
 今作は、バットマンとスーパーマンの対決が描かれており、タイトルの通り、ジャスティス(正義)の誕生も描かれております。
 
 
 
 様々なメディアで今作が紹介される中で、ひときわ目立つのは「スーパーマンが悪に染まる」という文章。
 これ、ほとんどウソです。悪に染まる描写は無いです。ただ単にヒーロー同士が戦う中で、どちらかをヴィランに近づけなければならないって勘違いなだけでしょうね。
 先に言っておきました。
 
 
 
 はい、とりあえず、前作の『マン・オブ・スティール』で微妙な評価を得ることになったわけですが、今作では・・・・
見事 微妙 でした。
 
 ダークな雰囲気なのに、少年漫画みたいな変に明るいバトルをしちゃう前作の作風を、間違えて今作にも受け継いでしまったようです。
 私は、暗い雰囲気も激しいバトルも大好きです。ただ、それを一作にまとめてしまうと、アンバランスでよくわからないものになってしまいます。それは残念。
 
 
 
 今作の最大の不安点といえば、今作のブルース・ウェイン/バットマン役のベン・アフレック
 彼はデアデビルで酷評を食らった経験があることから、期待されないどころか猛反対を食らうハメになりました。
 
 実際はといえば、全然悪くないですブルース・ウェインらしさもありますし、そもそも、ベン・アフレックは筋肉のつき方が綺麗で、今作のバットマンのデザインにピッタリの体型でしたし
 大きなコウモリのマークや、短い角のような部分、マッシブボディなどは新鮮で、今までのバットマンに無かったものが、ベン・アフレックバットマンにはありました。
 2011年以降のリニューアルした世界(THE NEW 52!)のバットマンと、ダークナイト・リターンズのバットマンが合わさったようなデザインはめちゃくちゃカッコいいです。
 
 
 
 一方マン・オブ・スティールことスーパーマンもマイナーチェンジをしています。腰あたりが。多分、全体的に変わってると思いますが、分かりませんでした。
 
 
 
 今作、言ってしまえば東映のヒーロー大戦シリーズみたいなカンジの展開を152分ぶっ通しでやるという、ぱっと見クソみたいな映画なわけです。実際にそう言う人もいますしね。
 ただ私は、ああいう「歩道で肩がぶつかって、お互いにケンカを始めたけど、実はお互い良い人でした」的な、塩味のあっさり展開は結構好きな部類でした。じゃなきゃ特撮なんて観ないしね。
 
 
 
 ともあれ、今作の注目すべき点は、ストーリーよりキャラクターとアクション。
 
 まずはキャラクター。
 今作のメインキャラクターは、バットマンスーパーマンはもちろん、ついでにワンダーウーマンの3人。
 152分でスーパーヒーロー3人を描くのは若干無理がありますが、意外にバットマンはしっかり描けてます
 
 先にスーパーマンとワンダーウーマンを話しましょう。スーパーマンはまあただの騙されやすい人。ワンダーウーマンは超・超カッコいい。以上。ホントに。
 
 バットマンも悪い言い方をすると、両親殺害シーンとか、井戸に入ったらコウモリとバッタリとか、見飽きたシーンばかりです。
 しかし、情報収集のシーンやら、なんだかんだ言って正義感が強い行動やら、たまに見せる人間らしい言動やら、バットマン(ブルース・ウェイン)らしいシーンが多かったです
 今作、意外にブルース・ウェインが一番上手く描けてると思いましたよ(ティム版、ダークナイトシリーズ、今作の中で。フォーエヴァーとMr.フリーズは観てないです)
 
 気になるのはアクションですよね、やっぱ。
 今作、やはり好き嫌いが現れるものでした。なにせ、バットマンの肉弾戦も、スーパーマン(マン・オブ・スティール)のドラゴンボールみたいな戦い方も、どちらも好き嫌いが大きく分かれましたもん。
 確かに二人の実写タッグは夢のようなものです。しかし、多くのスーパーヒーローがいる中で、ズバ抜けてパワーの無いバットマンと、ズバ抜けてパワーのあるスーパーマンを主役に・・・となると、こういう好き嫌いが分かれることは避けられないのですね、きっと。
 ただ、個人的にはこういうの好きです。だって、そこらの衛兵をボッコボコにできる程度のバットマンが、メチャクチャ強いスーパーマンに挑むっていうのだけで燃えますよ。
 燃えますよ(大切なことなので2回言いました)
 両者、雰囲気もエフェクトも違う戦い方、もう正反対と言ってもいいほどの戦い方をするわけです。一度で二度美味しいってやつですよ
 
 ・・・一度で二度美味しい?いやいや、三度ですよ三度
 そう、ワンダーウーマンですDCコミックスのビッグ3(DCトリニティ)の一人(他はバットマンとスーパーマン)である彼女がメッチャクチャかっこいいんです。
 ・・・というより、バットマンとスーパーマンよりカッコよかったりしますよ、マジで
 登場はかなり不自然でトートツなワケですが、もうそんなの関係ないですよカッコいいですもん。
 あぁどうして盾を使うヒーローはあんなにもカッコいいんでしょうね。弱そうだなんて言わせわせんよ。
 
 
 
 これまで結構高評価してるわけですが、映画自体は微妙だと言ったことは忘れてませんか?もちろん、これはないわぁ・・・という点もありますよ。
 面倒なので箇条書きで。
  • スーパーマンが強すぎた
  • ワンダーウーマン出しちゃったから途中からバットマンが空気
  • 152分という長さの割に子供ウケを狙ったシーンがある。
  • 夢かよ!
  • ブルースの被害妄想
  • 無駄にシリアス
  • 敵が弱そう
  • アンバランスな世界観
 こんなところでしょう。
 でも、悪くないどころか、普通に面白い映画ですよ。ただ、期待とは違う感じが否めず、スーパーマンが未だに人に流されやすい奴だったりするのが何とも悪く見えるということです
 
 
 
 DCコミックスのヒーロー(とヴィラン)のオリジン(生い立ち)が描かれているアメコミを読んでから今作を観ると、もっと楽しくなるはずです。
 下にそれを貼っておくので、ぜひ読んでみてくださいね。即ポチってしまいましょうそしたら私の元にお金がやってくるデュフフフ

 

 

 

DCキャラクターズ:オリジン (ShoPro Books THE NEW52!)

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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 Tech Manual (GRAFFICA NOVELS)

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マン・オブ・スティール(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]

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マン・オブ・スティール オリジナル・サウンドトラック

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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 The Art of the Film (GRAFFICA NOVELS)

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NY心霊捜査官【ズコーッ!!】

ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA NY心霊捜査官 光沢プリント

 
 
 
今回はいかにもホラー映画ですよ感を出している、

NY心霊捜査官(Deliver Us from Evil)

について話していきます。
 
 
 
 突如のDVや我が子をライオンの折へと投げ入れる女、そして奇妙な現象が起きる地下室。次々に起きる怪奇な事件には、ある関係性があった。そして、事件の裏には大きな驚異が潜んでいたのだった・・・・・。
 子供を捨てた女、突如現れた謎の男、私服姿の神父、彼らの存在が、主人公の警官が持つ『センサー』の正体を明かす。主人公の家庭でも巻き起こる怪奇現象、それはあの『センサー』の物であったのだ・・・・・。
 次第に明かされる真実。偶然的な事件の連鎖でもなければ、人間による仕業でもなかったのであった・・・・・。
 
 
 
得点
 ・ストーリー:65
 ・テリング:46
 ・バランス:40
 ・キャラクター:39
 ・リズム:67
 ・怖さ:16
 ・総合:43
得点は大雑把につけたものです。作品の良し悪しを保証するものでもなければ、キャストを評価しているわけでもありません。
 
 
 
 今作はR-18指定でとんでもないオカルト系ホラー映画・・・・・
・ ・ ・と 思 い き や ・ ・ ・
 
スマホでググってみると・・・・・・
f:id:eigaki:20160405225954j:image
 
あっっっれぇ〜〜〜〜?!
 
 ホラーの『ホ』の字もな・・・・悔しくも『ラー』の字がありました。
 
 とにかく、今作を簡単に言うと、タイトル詐欺ってやつです
 痛々しくて酷いホラー・サスペンス映画では無いですそこら変によくいる超凄腕の警官と皮肉屋で飾り気のない仲間に、そこら変によくいるイケメンで私服の神父さんが繰り広げるアクション映画でした。
 
 何も考えずに、予告をちゃんと見ないで映画を観るタイプの方は、今作を見た時にさぞびっくりしたでしょうね。怖くないですもん。オープニングから怖くないですもん。
 
 
 
 ある時連続で起きる怪奇な事件。優しい夫が暴れたり、地下室がなんか怪しい雰囲気を漂わせたり、ライオンの檻に我が子を投げ捨てる女がいたり。
 
 いやぁ〜ベタですわ。
 
 でも、このベタなの、いいですよね。アクション映画なら、こういうベタな方がいいんです。アクション映画なら。
 
 そう、

アクション映画なら。(エコー)

 
 
 
 実は、今作は元々アクション・スリラー映画として作られた作品です。なのに、なぜホラー映画として認識されてしまったのでしょうか? 
 
思う理由は2つ。
 
 まず一つにタイトルがおかしいこと。『NY心霊捜査官』という邦題ですが、原題を翻訳すると『我を悪より解き放て』という意味です。
 タイトルから、日本は『心霊』を推したかったのだと察します。しかし、本場では『悪』がメインであり、幽霊ではなく悪魔が今作の主な『悪』であるのです。
 だからホラー映画を観に来た人からすれば、いきなりエクソシストが出てくるアクション映画ということになります。
 
 次にチラシ類。
 チラシ表面では、拘束された男が一人というデザインでした。実はこの男、主人公ではありません。
 主人公が拘束されてやばい状況に陥って死ぬor死にそうになると思ったあなた。仲間ですよ。
 そしてうってつけ。世界中の怪奇なニュースをまとめたものが載ったチラシ。これだけを観ると、ホントにホラー映画かと思いますよ。思ったあなた。仲間ですよ。
 
 この2つが汚点となって、評価されない作品となってしまったのでしょう。
 
 
 
 今作、日本ではあまりいい評価が見られなかったのですが、実は、超常現象を題材にしたアクション映画としては結構楽しいです
 
 ビックリさせるシーンを所々に織り交ぜ、少し長めな『間』を置くことで、今作の脅威である『悪』が鮮やかに表現されていました。
 それに、次々に出てくる謎もリズムが良く、後半の肉弾戦アクションもハラハラドキドキ。十年くらい前によくやっていたイタコの番組みたいなクライマックスも、敵の奇妙な言動や心理戦にかなりかなりの迫力を感じました。
 
 欠点と言えば2つ。
 まず、謎の明かし方があっさりすぎる事。さんざん謎を挙げたくせに、そのほとんどを神父さんが口で解説してしまいめでたしめでたし。というより、妖怪のせいみたいなノリで全部片付いてしまってガックシ
 それからオチが期待していたものと90度違ったこと。ちょっと違うではなく、正反対。最後の最後で映画を間違えたかと思いましたよ。
 
 
 
 ともあれ、シリアスなのに意外にも奥深くも難しくもない、分かりやすいストーリーは、ちょいグロ寄りのサスペンス映画入門にはピッタリだと思います(R-18だけど)。
 
 
 
 
 

 

NY心霊捜査官 (字幕版)
 
NY心霊捜査官 (吹替版)
 
エクソシスト・コップ―NY心霊事件ファイル

エクソシスト・コップ―NY心霊事件ファイル

 

 ↑原作

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おまけ

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